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動物研究の最前線から届くドキュメンタリー・シリーズ
新・動物記
シリーズ編集:黒田末壽・西江仁徳
「あの動物のことを知りたい!」研究者たちはこの一心で動物の生きる現場に向かい、その生態や社会の謎を解く決定的瞬間をとらえようとします。目指す動物に出会うまでの忍耐、ありのままの行動を観察するための工夫、断片的な証拠を繋ぎ合わせる推理―。
「新・動物記」シリーズは、動物に魅せられた若者たちがその姿を追い求め、彼らの世界に少しでも近づこうとする過程を描いたドキュメンタリーです。動物や自然を愛好するすべての読者にお届けします。
「新・動物記」シリーズは、動物に魅せられた若者たちがその姿を追い求め、彼らの世界に少しでも近づこうとする過程を描いたドキュメンタリーです。動物や自然を愛好するすべての読者にお届けします。
刊行の辞:刊行の辞 PDF 242KB
推 薦:幸島司郎氏(元京都大学野生動物研究センター長) | 山極壽一氏(京都大学第26代総長、総合地球環境学研究所所長)
体 裁:四六判 並製 配本間隔:隔月
刊行予定:2024年度ラインナップ
内容見本:パンフレット PDF 2.6MB
シリーズ公式Twitter:@Dobutsuki_KUP ★10冊刊行記念 「著者と読む」動画公開中!@booksalonKUP
シリーズ一覧
ブックデザイン 森 華
2024年度 今後のラインナップ
密かにヒメイカ——最小イカが教える恋と墨の秘密
佐藤成祥 著
★本シリーズは2025年度以降も継続刊行
(予告タイトルは変更されることがあります)
【推薦】動物を知る幸せをすべての読者へ
動物好きなら、「動物の研究者になりたい」と思ったことが一度くらいあるだろう。しかし、「役に立つ」研究ばかりがもてはやされる今の世の中で、動物研究者として生きてゆくのは決して楽ではない。本シリーズは、そんな状況の中で、様々な動物の研究に果敢に取り組んでいる若手研究者たちが、それぞれの研究について、楽しさや苦労、研究者になるまでの歩みを含めて、生き生きと紹介したものである。読者は、ちょっと変わった、いや、かなり変わった、ある意味とても幸せな研究者たちから、動物を研究する喜びや、知る喜び、ワクワク感など、様々な幸せを分けてもらえることだろう。すべての動物好き、特に動物研究者を目指す若い人たちに強くお勧めする。
幸島司郎(元京都大学野生動物研究センター長)
【推薦】生きた観察が教える深い智慧
地球の陸上動物の9割以上を人間と家畜が占める現代、野生の動物たちの姿が次第に希薄になりつつある。その世界に身を挺して乗り込んで、ナメクジからキリンまで多様ないのちの真の姿とつながりを明らかにしようとした若者たちがいる。書斎で図鑑を眺めるのではなく、動物たちが自然に生きる場所で彼らを眺め続けてわかったこと。それは「新・動物記」にふさわしい新しい視点と、地球の生命系に埋もれている深い智慧を教えてくれる。
山極壽一(京都大学第26代総長、総合地球環境学研究所所長)