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「大学の森」が見た森と里の再生学

京都芦生・美山での挑戦

石原 正恵・赤石 大輔・徳地 直子 編

A5並製・420頁

ISBN: 9784814005048

発行年月: 2024/01

  • 本体: 3,600円(税込 3,960円

1月20日頃発売予定

 
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内容

100年続く大学の森である芦生研究林が、地元美山町の住民と、森と里の共再生を目指し本気の超学際研究に取り組んだ。多様な価値観と立場が交錯する中での協働のコツや苦労、研究者の変化、継続のヒントまで。

プロフィール

赤石大輔
 大阪産業大学デザイン工学部環境理工学科准教授
石原正恵
 京都大学フィールド科学教育研究センター准教授
内田恭彦
 山口大学経済学部教授
阪口翔太
 京都大学大学院人間・環境学研究科助教
坂野上なお
 京都大学フィールド科学教育研究センター講師
清水夏樹
 丹波篠山市役所農都環境政策官
徳地直子
 京都大学フィールド科学教育研究センター教授
福島誠子
 環境省自然環境局野生生物課
 希少種保全推進室室長補佐
山崎理正
 京都大学大学院農学研究科助教

目次

はじめに [徳地直子]
序 章 芦生の森から生まれるつながり [徳地直子]
第1章 大学・市民・植物園の連携で希少植物を守る [阪口翔太]
コラム 芦生研究林におけるナラ枯れ [山崎理正]
第2章 回復力を失った森林生態系の再生にむけて[石原正恵]
第3章 トチノキの利用と保全の両立を目指して [坂野上なお・石原正恵]
第4章 ツアーガイドと行う地域の生物多様性調査 [赤石大輔]
コラム ガイドのニーズと研究者のニーズ [赤石大輔]
コラム 美山町のエコツーリズム [赤石大輔]
第5章 地域資源ブランドによる農産加工品の高付加価値化 [内田恭彦]
コラム 芦生地域の産業の変化 [内田恭彦]
コラム 中山間農業地域の現状 [内田恭彦]
第6章 地域が目指すツーリズムの姿を探る [清水夏樹]
第7章 地域との協働を育むプラットフォームづくり [福島誠子・赤石大輔]
コラム 山の健康診断 [赤石大輔]
コラム 屋久島学ソサエティ  [福島誠子・赤石大輔]
コラム 協働のプラットフォームづくりの背景 [福島誠子・赤石大輔]
終 章 豊かな森と里の再生に向けて [徳地直子・赤石大輔・石原正恵]
コラム 地域ステークホルダーとの対話の技法 [石原正恵]
あとがき [石原正恵・赤石大輔・徳地直子]
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