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フランス軍占領下で哲学者は何を国民に訴えたのか.本書は本体,偏狭なナショナリズムを煽るものではなかった.ナポレオンによる祖国の占領という政治的現実の中で,フィヒテはいかなる秩序の構築を目指したのだろうか.
訳者紹介
山脇 直司(やまわき なおし)[監訳]
東京大学名誉教授、博士(哲学)
1949年生まれ。ミュンヘン大学哲学部博士課程修了。東海大学文学部講師、上智大学文学部准教授を経て、1988年4月より東京大学教養学部准教授、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻教授、2013年3月同退職。2013年4月より星磋大学教授、2019年4月より2023年3月まで同学長。
[主な著訳書]
単著に『ヨーロッパ社会思想史』(東京大学出版会)、『社会思想史を学ぶ』(ちくま新密)、『公共哲学とは何か』(ちくま新書)、『社会とどうかかわるか』(岩波ジュニア新書)、『グローカル公共哲学』(束京大学出版会)、『公共哲学からの応答』(筑磨書房)、Glocal Public Philosophy (Lit Verlag)、編著に『科学・技術と社会倫理』(東京大学出版会)、『教養教育と統合知』(東京大学出版会)、『共生社会の構築ヘ向けて』(星槎大学出版会)、共訳書にローベルト・シュペーマン『進化論の基盛を問う』(東海大学出版会)、同『原子力時代の驕り』(知泉書館)、同『幸福と仁愛』 (東京大学出版会)がある。論文は『シュライエルマッハーの哲学思想と学問体系」(『講座ドイツ観念論』第4巻、弘文堂)、「ドイツ観念論とキリスト教的グノーシス」(『グノーシス——異端と近代』岩波書店)、「カントを含むドイツ観念論の知的遺産」(上智大学哲学論集48)等多数。
槻木 憲一郎(とちぎけんいちろう)[翻訳]
明治学院大学キリスト教研究所客員研究員、同大学教養教育センター特別ティーチング・アシスタント、千葉大学法政経学部非常勤講師。
1982年生まれ。2015年に千葉大学大学院人文社会科学研究科単位取得退学。博士(政治学)。
専門は政治思想史。
[主な著訳書]
共著に『フィヒテ——『全知識学の基礎』と政治的なもの』(創風社)、『コミュニタリアニズムのフロンティア』(勁草書房)等がある。
山脇 直司(やまわき なおし)[監訳]
東京大学名誉教授、博士(哲学)
1949年生まれ。ミュンヘン大学哲学部博士課程修了。東海大学文学部講師、上智大学文学部准教授を経て、1988年4月より東京大学教養学部准教授、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻教授、2013年3月同退職。2013年4月より星磋大学教授、2019年4月より2023年3月まで同学長。
[主な著訳書]
単著に『ヨーロッパ社会思想史』(東京大学出版会)、『社会思想史を学ぶ』(ちくま新密)、『公共哲学とは何か』(ちくま新書)、『社会とどうかかわるか』(岩波ジュニア新書)、『グローカル公共哲学』(束京大学出版会)、『公共哲学からの応答』(筑磨書房)、Glocal Public Philosophy (Lit Verlag)、編著に『科学・技術と社会倫理』(東京大学出版会)、『教養教育と統合知』(東京大学出版会)、『共生社会の構築ヘ向けて』(星槎大学出版会)、共訳書にローベルト・シュペーマン『進化論の基盛を問う』(東海大学出版会)、同『原子力時代の驕り』(知泉書館)、同『幸福と仁愛』 (東京大学出版会)がある。論文は『シュライエルマッハーの哲学思想と学問体系」(『講座ドイツ観念論』第4巻、弘文堂)、「ドイツ観念論とキリスト教的グノーシス」(『グノーシス——異端と近代』岩波書店)、「カントを含むドイツ観念論の知的遺産」(上智大学哲学論集48)等多数。
槻木 憲一郎(とちぎけんいちろう)[翻訳]
明治学院大学キリスト教研究所客員研究員、同大学教養教育センター特別ティーチング・アシスタント、千葉大学法政経学部非常勤講師。
1982年生まれ。2015年に千葉大学大学院人文社会科学研究科単位取得退学。博士(政治学)。
専門は政治思想史。
[主な著訳書]
共著に『フィヒテ——『全知識学の基礎』と政治的なもの』(創風社)、『コミュニタリアニズムのフロンティア』(勁草書房)等がある。
凡 例
各講話の要約
訳者からのメッセージ
前書き
「著作家としてのマキアヴェッリとその著作からの抜粋」 より
I この論文の結論から,
II マキアヴェッリの時代における出版と執箪の広範な自由について
III 祖国愛とその反対についての未発表の対話篇に付けられた前書きより
第一講話 これまでの経緯と全体の概観
第二講話 新しい教育の本質についての全般的な説明
第三講話 新しい教育についての叙述——前回の続き
第四講話 ドイツ人と他のゲルマン人を出自とする諸民族との主要な相違
第五講話 これまでに提示された相違点からの諸帰結
第六講話 歴史におけるドイツ人の基本的特徴について
第七講話 ある民族の根源性とドイツ的なものについてのより深い把握
第八講話 言葉のより高次の意味における民族とは何であり、祖国愛とは何であるのか
第九講話 現在のいかなる地点からドイツ人の新たな国民教育を始めるべきか
第十講話 ドイツ人の国民教育のより詳細な規定
第十一講話 この教育計画の実施は誰によってなされるのか
第十二講話 主要目的の実現までに私たちが自己を維持するための手段について
第十三講話 前回の考察の続き
第十四講話 全体の結び
解 題
索 引(人名・事項)
各講話の要約
訳者からのメッセージ
前書き
「著作家としてのマキアヴェッリとその著作からの抜粋」 より
I この論文の結論から,
II マキアヴェッリの時代における出版と執箪の広範な自由について
III 祖国愛とその反対についての未発表の対話篇に付けられた前書きより
第一講話 これまでの経緯と全体の概観
第二講話 新しい教育の本質についての全般的な説明
第三講話 新しい教育についての叙述——前回の続き
第四講話 ドイツ人と他のゲルマン人を出自とする諸民族との主要な相違
第五講話 これまでに提示された相違点からの諸帰結
第六講話 歴史におけるドイツ人の基本的特徴について
第七講話 ある民族の根源性とドイツ的なものについてのより深い把握
第八講話 言葉のより高次の意味における民族とは何であり、祖国愛とは何であるのか
第九講話 現在のいかなる地点からドイツ人の新たな国民教育を始めるべきか
第十講話 ドイツ人の国民教育のより詳細な規定
第十一講話 この教育計画の実施は誰によってなされるのか
第十二講話 主要目的の実現までに私たちが自己を維持するための手段について
第十三講話 前回の考察の続き
第十四講話 全体の結び
解 題
索 引(人名・事項)