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フランス大革命前夜、国民へのパンの保障を政治経済学の最大課題と断じ、民衆の支持を得たフランス財務総監にして宰相、プロテスタント平民ジャック・ネッケルの穀物貿易論。
訳者代表
大津真作(おおつ しんさく)
甲南大学名誉教授。
専門はヨーロッパ社会思想史。
主な著訳書
著作は『啓蒙主義の辺境への旅』(世界思想社、1986)、『倫理の大転換』(行路社、2012)、『思考の自由とはなにか』(晃洋書房、2012)、『異端思想の500年』(京都大学学術出版会、2016)など。
訳書に、ジャルダン『トクヴィル伝』(晶文社、1994) 、レーナル『両インド史 東インド篇』 上・下巻(法政大学出版局、2009、2011)、ランゲ『市民法理論』(京都大学学術出版会、2013) 、レーナル『両インド史 西インド篇』上巻(法政大学出版局、2015)、フリードリヒニ世『反マキアヴェッリ論』(監訳、京都大学学術出版会、2016)、シュアミ他『スピノザと動物たち』(法政大学出版局、2017)、トクヴィル『合衆国滞在記』(京都大学学術出版会、2018)など。
訳者
大津真作(おおつ しんさく)
上記参照
草野善太(くさの ぜんた)
京都大学大学院文学研究科博士後期課程
壽里 竜(すさと りゅう)
慶應義塾大学経済学部教授
北田了介(きただ りょうすけ)
大阪経済大学非常勤講師
阪本尚文(さかもと なおふみ)
福島大学行政政策学類准教授
谷田利文(たにだ としふみ)
大阪市立大学都市文化研究センター(UCRC)研究員
笠井高人(かさい たかと)
同志社大学経済学部准教授
大津真作(おおつ しんさく)
甲南大学名誉教授。
専門はヨーロッパ社会思想史。
主な著訳書
著作は『啓蒙主義の辺境への旅』(世界思想社、1986)、『倫理の大転換』(行路社、2012)、『思考の自由とはなにか』(晃洋書房、2012)、『異端思想の500年』(京都大学学術出版会、2016)など。
訳書に、ジャルダン『トクヴィル伝』(晶文社、1994) 、レーナル『両インド史 東インド篇』 上・下巻(法政大学出版局、2009、2011)、ランゲ『市民法理論』(京都大学学術出版会、2013) 、レーナル『両インド史 西インド篇』上巻(法政大学出版局、2015)、フリードリヒニ世『反マキアヴェッリ論』(監訳、京都大学学術出版会、2016)、シュアミ他『スピノザと動物たち』(法政大学出版局、2017)、トクヴィル『合衆国滞在記』(京都大学学術出版会、2018)など。
訳者
大津真作(おおつ しんさく)
上記参照
草野善太(くさの ぜんた)
京都大学大学院文学研究科博士後期課程
壽里 竜(すさと りゅう)
慶應義塾大学経済学部教授
北田了介(きただ りょうすけ)
大阪経済大学非常勤講師
阪本尚文(さかもと なおふみ)
福島大学行政政策学類准教授
谷田利文(たにだ としふみ)
大阪市立大学都市文化研究センター(UCRC)研究員
笠井高人(かさい たかと)
同志社大学経済学部准教授
訳者からのメッセージ
第一章 序論
第二章 全体的区分
第一部 穀物の輸出について
第一章 穀物の輸出をどのような関係のもとで検討しなければならないか
第二章 国家の繁栄はなにから成り立っているか
第三章 幸福と力の結合について
第四章 人口は富以上に力に貢献すること大である
第五章 幸福と富の関係
第六章 幸福と人口の関係
第七章 人口の諸源泉
第八章 フランスでは農業の進歩は穀物輸出の恒常的な自由を必要としない
第九章 穀物輸出の恒常的な自由には農業を妨げる力がある
第一〇章 手工業施設は最大の耕作水準にまで消費を高めるただひとつの手段である
第一一章 穀物輸出の恒常的な自由はマニュファクチュアを害する
第一二章 穀物輸出の自由を濫用できるか?
第一三章 穀物の自由な輸出に伴う不都合の重大なること
第一四章 諸価格について
第一五章 穀物輸出の恒常的な自由は諸価格にどのような影響を生むか
第一六章 小麦の高い不変価格は農業の奨励に必要ではない。この農産物価格と労働との関係
第一七章 穀物価格と税との関係
第一八章 穀物価格とほかの土地生産物の価格との関係
第一九章 小麦価格と外国財との関係
第二〇章 小麦所有者たちの利害と農業に必要な奨励とのあいだの区別
第ニ一章 小麦価格の一時的な値上がりはマニュファクチュアにとりきわめて有害である
第二二章 穀物の高い不変価格は国民の用途に充てられるマニュファクチュアの邪魔をする
第二三章 穀物輸出の恒常的な自由は、国内マニュファクチュアの外国との貿易に有害である。この貿易が小麦貿易にくらべてまさっていること
第二四章 穀物輸出の自由の問題を人間本性との関係において検討する
第二五章 どうして穀物に関する諸法が民衆の境遇を和らげられるほぼ唯一の法律なのか。民衆の悲惨のよって来る源
第二六章 穀物輸出に関連した所有の諸権利について
第二七章 穀物輸出に関連した自由の諸権利について
第二八章 穀物輸出を禁じるための恒久法は適切なのか
第二部 王国内の穀物取引について
第一章 王国内の穀物取引の完全な自由がもたらす利点と不都合
第二章 意見にたいする商人の介入の影響。諸価格にたいする意見の影響
第三章 商人の介入は消費者が交渉しなければならない販売者の数を減らすので小麦価格をつりあげる。競争についての間違った考え
第四章 商人の介入は消費者にたいして小麦販売者本来の力を増すことで諸価格の高騰の原因になる
第五章 穀物の国内取引で商人が自分の力を用いてできる濫用とはどのようなものか?
第六章 過去に起こったことから引き出される論拠について
第三部 穀物取引に適用可能でよく知られたさまざまな修正についての検討
第一章 穀物取引一般に関係するさまざまな修正について
第二章 輸出に関する結果
第二章 穀物輸出に関する有名な修正について
第三章 ひとつの価格を小麦輸出のために決めることについて
第四章 量と場所に応じた修正について
第五章 穀物輸出のためになんらかの時期を決めることについて
第六章 穀物輸出への税について
第七章 穀物輸出のために与えられる奨励金について。この点に関するイギリスの諸法
第八章 国内取引の自由に適用できるよく知られた修正ついて。この点に関するかつての諸法律を検討する
第九章 権力が小麦を市場に入れさせるべきか
第一〇章 穀物取引に関する規則は各州に任せることができるだろうか?
第一一章 穀物価格を固定することは適切だろうか?
第一二章 備蓄を統治体が管理することについて
第一三章 輸入奨励金について
第一四章 穀物の国内流通に適用可能な奨励金について
第一五章 穀物取引に関する法律を毎年更新する利点と不都合
第一六章 穀物に関する法律を毎年調整するために諮問会議を設立することについて
第四部 最適な体系についての考察
第一章 予備的考察
第ニ章 輸出に関する結果
第三章 輸出に関して提案した諸条件について
第四章 年間の一時期に諸都市でわずかな備蓄を持つことの有用性について
第五章 外国から来た小麦について
第六章 帰結。国内取引について
第七章 諸価格の等価に貢献しなければならないことについて。市場税に関する考察
第八章 欠乏あるいは高値の時期について
第九章 首都が要求する予防策に関する考え
第一〇章 穀物に関する新法の制定にあたって選ばなければならない時期について
第一一章 穀物問題と政治経済学一般を研究する方法について
第一二章 結論
補録 ネッケルの政治家としての半生.、
解 説
索引(人名・事項)
第一章 序論
第二章 全体的区分
第一部 穀物の輸出について
第一章 穀物の輸出をどのような関係のもとで検討しなければならないか
第二章 国家の繁栄はなにから成り立っているか
第三章 幸福と力の結合について
第四章 人口は富以上に力に貢献すること大である
第五章 幸福と富の関係
第六章 幸福と人口の関係
第七章 人口の諸源泉
第八章 フランスでは農業の進歩は穀物輸出の恒常的な自由を必要としない
第九章 穀物輸出の恒常的な自由には農業を妨げる力がある
第一〇章 手工業施設は最大の耕作水準にまで消費を高めるただひとつの手段である
第一一章 穀物輸出の恒常的な自由はマニュファクチュアを害する
第一二章 穀物輸出の自由を濫用できるか?
第一三章 穀物の自由な輸出に伴う不都合の重大なること
第一四章 諸価格について
第一五章 穀物輸出の恒常的な自由は諸価格にどのような影響を生むか
第一六章 小麦の高い不変価格は農業の奨励に必要ではない。この農産物価格と労働との関係
第一七章 穀物価格と税との関係
第一八章 穀物価格とほかの土地生産物の価格との関係
第一九章 小麦価格と外国財との関係
第二〇章 小麦所有者たちの利害と農業に必要な奨励とのあいだの区別
第ニ一章 小麦価格の一時的な値上がりはマニュファクチュアにとりきわめて有害である
第二二章 穀物の高い不変価格は国民の用途に充てられるマニュファクチュアの邪魔をする
第二三章 穀物輸出の恒常的な自由は、国内マニュファクチュアの外国との貿易に有害である。この貿易が小麦貿易にくらべてまさっていること
第二四章 穀物輸出の自由の問題を人間本性との関係において検討する
第二五章 どうして穀物に関する諸法が民衆の境遇を和らげられるほぼ唯一の法律なのか。民衆の悲惨のよって来る源
第二六章 穀物輸出に関連した所有の諸権利について
第二七章 穀物輸出に関連した自由の諸権利について
第二八章 穀物輸出を禁じるための恒久法は適切なのか
第二部 王国内の穀物取引について
第一章 王国内の穀物取引の完全な自由がもたらす利点と不都合
第二章 意見にたいする商人の介入の影響。諸価格にたいする意見の影響
第三章 商人の介入は消費者が交渉しなければならない販売者の数を減らすので小麦価格をつりあげる。競争についての間違った考え
第四章 商人の介入は消費者にたいして小麦販売者本来の力を増すことで諸価格の高騰の原因になる
第五章 穀物の国内取引で商人が自分の力を用いてできる濫用とはどのようなものか?
第六章 過去に起こったことから引き出される論拠について
第三部 穀物取引に適用可能でよく知られたさまざまな修正についての検討
第一章 穀物取引一般に関係するさまざまな修正について
第二章 輸出に関する結果
第二章 穀物輸出に関する有名な修正について
第三章 ひとつの価格を小麦輸出のために決めることについて
第四章 量と場所に応じた修正について
第五章 穀物輸出のためになんらかの時期を決めることについて
第六章 穀物輸出への税について
第七章 穀物輸出のために与えられる奨励金について。この点に関するイギリスの諸法
第八章 国内取引の自由に適用できるよく知られた修正ついて。この点に関するかつての諸法律を検討する
第九章 権力が小麦を市場に入れさせるべきか
第一〇章 穀物取引に関する規則は各州に任せることができるだろうか?
第一一章 穀物価格を固定することは適切だろうか?
第一二章 備蓄を統治体が管理することについて
第一三章 輸入奨励金について
第一四章 穀物の国内流通に適用可能な奨励金について
第一五章 穀物取引に関する法律を毎年更新する利点と不都合
第一六章 穀物に関する法律を毎年調整するために諮問会議を設立することについて
第四部 最適な体系についての考察
第一章 予備的考察
第ニ章 輸出に関する結果
第三章 輸出に関して提案した諸条件について
第四章 年間の一時期に諸都市でわずかな備蓄を持つことの有用性について
第五章 外国から来た小麦について
第六章 帰結。国内取引について
第七章 諸価格の等価に貢献しなければならないことについて。市場税に関する考察
第八章 欠乏あるいは高値の時期について
第九章 首都が要求する予防策に関する考え
第一〇章 穀物に関する新法の制定にあたって選ばなければならない時期について
第一一章 穀物問題と政治経済学一般を研究する方法について
第一二章 結論
補録 ネッケルの政治家としての半生.、
解 説
索引(人名・事項)