Home > Book Detail Page
新しい科学技術が社会に芽吹くとき,何が起きているのか.日々新聞やニュース等マスメディアや書籍に躍る言葉の数々は,どのように科学技術のイメージを具体化してゆくのか.テキストから現われるイメージの分析手法と適用例,流儀を論じたハンドブック.
執筆者紹介([ ]内は担当章,*は編者)
*山口 富子(やまぐち とみこ) [はじめに,第1章,第2章,第6章]
1995年バース大学社会科学科開発学修士,2004年ミシガン州立大学社会学部博士課程修了(社会学).現在,国際基督教大学教養学部准教授.
著作
「萌芽期の科学技術を取り巻く社会的文脈の考察:ナノテクノロジーを事例に」『科学技術社会論研究』(第6巻,2008年),「科学技術をめぐる言説論的アプローチの展望」『国際基督教大学社会科学研究所モノグラフシリーズ』(No.12, 2007年),Goldman, M. 『緑の帝国』(監訳,京都大学学術出版会,2009年),鼎hanging Social order and the Quest for Justification: GMO Controversies in Japan*, Science, Technology, and Human Values, forthcoming in 2010, 鼎ontroversy over Genetically Modified Crops in India: Discursive Strategies and Social Identify of Farmers*, Discourse Studies, Vol.9, 2007, 典he Economic Hegemonization of Bt Cotton Discourse in India*, Discourse and Society, 15 (2), 2004. ほか.
*日比野愛子(ひびの あいこ) [第3章,第6章,おわりに]
2001年京都大学総合人間学部基礎科学科卒業,2006年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了.博士(人間・環境学).専攻は,社会心理学,グループ・ダイナミクス.現在,日本学術振興会特別研究員.
著作
「リスク・データの解析」『新リスク学ハンドブック』(2009年).「バイオテクノロジーをめぐるメディア言説の変遷」『科学技術社会論研究』(第5号,2008年).「ヒトクローン技術の規制をめぐる政治的言説の分析」『科学技術社会論研究』(第3号,2004年). 鄭 Graphical Representation of Nuclear Incidents/Accidents by Associating Network in Nuclear Technical Communication*, Journal of Nuclear Science and Technology, Vol.45, 2008. 釘iotechnology in the Japanese Media and Public*, In Bauer and Gaskell (eds.), Genomics and Society, Earthscan, chapter 14, 2006. ほか.
大庭 良介(おおにわ りょうすけ) [第4章]
2000年京都大学総合人間学部自然環境学科卒業,2006年京都大学大学院生命科学研究科博士後期課程修了.博士(生命科学).専攻は分子生物学,科学計量学.現在,筑波大学大学院人間総合科学研究科助教.
著作
「多角的研究評価のすすめ:研究の先見性をいかに計るか」『蛋白質核酸酵素』(vol.50, 2005年).研究評価のための新たな指標:パースペクティブファクター」『季刊生命誌』(第36号, 2003年).撤erspective Factor; Past, Present and Future of Life Sciences.* PISSI, vol II,2007. 泥ynamic state of DNA topology is Essential for Genome Condensation in Bacteria.* EMBO J, 2006. 撤erspective Factor: A Novel Indicator for the Assessment of Journal Quality*, Research Evaluation, vol.13, 2004.ほか.
永野 智己(ながの としき) [第5章]
2003年学習院大学理学部化学科卒業(物理化学).現在,科学技術振興機構・研究開発戦略センターフェロー.主にナノテクノロジー・材料分野の研究開発戦略策定に従事.他に農林水産省「食農連携促進技術対策事業」食品産業技術ロードマップ策定委員会委員等を務める.
著作
「ナノテクノロジー・材料分野 科学技術・研究開発の国際比較2009年版」(JST-CRDS, 2009),「戦略イニシアティブ 産業競争力強化のための材料研究開発戦略」(JST-CRDS,2009),「戦略プログラム 複合的食品機能の定量解析研究:農・工・医学融合による健康・安全へ向けた先進食品科学」(JST-CRDS,2009),「フードナノテクノロジー検討会報告書」(JST-CRDS,2008).ほか.
*山口 富子(やまぐち とみこ) [はじめに,第1章,第2章,第6章]
1995年バース大学社会科学科開発学修士,2004年ミシガン州立大学社会学部博士課程修了(社会学).現在,国際基督教大学教養学部准教授.
著作
「萌芽期の科学技術を取り巻く社会的文脈の考察:ナノテクノロジーを事例に」『科学技術社会論研究』(第6巻,2008年),「科学技術をめぐる言説論的アプローチの展望」『国際基督教大学社会科学研究所モノグラフシリーズ』(No.12, 2007年),Goldman, M. 『緑の帝国』(監訳,京都大学学術出版会,2009年),鼎hanging Social order and the Quest for Justification: GMO Controversies in Japan*, Science, Technology, and Human Values, forthcoming in 2010, 鼎ontroversy over Genetically Modified Crops in India: Discursive Strategies and Social Identify of Farmers*, Discourse Studies, Vol.9, 2007, 典he Economic Hegemonization of Bt Cotton Discourse in India*, Discourse and Society, 15 (2), 2004. ほか.
*日比野愛子(ひびの あいこ) [第3章,第6章,おわりに]
2001年京都大学総合人間学部基礎科学科卒業,2006年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了.博士(人間・環境学).専攻は,社会心理学,グループ・ダイナミクス.現在,日本学術振興会特別研究員.
著作
「リスク・データの解析」『新リスク学ハンドブック』(2009年).「バイオテクノロジーをめぐるメディア言説の変遷」『科学技術社会論研究』(第5号,2008年).「ヒトクローン技術の規制をめぐる政治的言説の分析」『科学技術社会論研究』(第3号,2004年). 鄭 Graphical Representation of Nuclear Incidents/Accidents by Associating Network in Nuclear Technical Communication*, Journal of Nuclear Science and Technology, Vol.45, 2008. 釘iotechnology in the Japanese Media and Public*, In Bauer and Gaskell (eds.), Genomics and Society, Earthscan, chapter 14, 2006. ほか.
大庭 良介(おおにわ りょうすけ) [第4章]
2000年京都大学総合人間学部自然環境学科卒業,2006年京都大学大学院生命科学研究科博士後期課程修了.博士(生命科学).専攻は分子生物学,科学計量学.現在,筑波大学大学院人間総合科学研究科助教.
著作
「多角的研究評価のすすめ:研究の先見性をいかに計るか」『蛋白質核酸酵素』(vol.50, 2005年).研究評価のための新たな指標:パースペクティブファクター」『季刊生命誌』(第36号, 2003年).撤erspective Factor; Past, Present and Future of Life Sciences.* PISSI, vol II,2007. 泥ynamic state of DNA topology is Essential for Genome Condensation in Bacteria.* EMBO J, 2006. 撤erspective Factor: A Novel Indicator for the Assessment of Journal Quality*, Research Evaluation, vol.13, 2004.ほか.
永野 智己(ながの としき) [第5章]
2003年学習院大学理学部化学科卒業(物理化学).現在,科学技術振興機構・研究開発戦略センターフェロー.主にナノテクノロジー・材料分野の研究開発戦略策定に従事.他に農林水産省「食農連携促進技術対策事業」食品産業技術ロードマップ策定委員会委員等を務める.
著作
「ナノテクノロジー・材料分野 科学技術・研究開発の国際比較2009年版」(JST-CRDS, 2009),「戦略イニシアティブ 産業競争力強化のための材料研究開発戦略」(JST-CRDS,2009),「戦略プログラム 複合的食品機能の定量解析研究:農・工・医学融合による健康・安全へ向けた先進食品科学」(JST-CRDS,2009),「フードナノテクノロジー検討会報告書」(JST-CRDS,2008).ほか.
はじめに
第 I 部 萌芽する科学技術の捉え方
第1章 「語り」の研究とは?
はじめに
1.1 「語り」とは?
1.2 「語り」が現れる場
1.3 言説分析・内容分析・データマイニングの特徴
第2章 言説分析からの接近—「読み解く」—
2.1 言説分析の意義
2.2 研究プロセス
2.3 研究の準備
2.4 研究の実施
2.5 アートとしての分析へ
第3章 内容分析からの接近—「可視化する」—
はじめに
3.1 内容分析の眼差し
3.2 内容分析のマッピング
3.3 内容分析の進め方:バイオテクノロジーに関するメディア報道を事例として
3.4 「見えないもの」の探索へ向けて:課題と展望
第4章 データマイニングからの接近—「抽出する」—
はじめに
4.1 科学計量学の方法
4.2 解析の手順:データベースの使い方から解析の仕方まで
4.3 生命科学研究における解析例:Emerging Topicsを抽出する
読書案内
第 II 部 萌芽する科学技術とは
第5章 萌芽する科学技術の群像
はじめに
5.1 萌芽的科学技術(Emerging Technology)の定義
5.2 萌芽的科学技術の分類:過去から現代へ
5.3 安全・安心
5.4 医療・生命・生命倫理
5.5 資源・エネルギー
5.6 経済・産業
5.7 知識・情報(脳科学(BMI))
5.8 萌芽的科学技術の新たな展開「ナノテクノロジー」
5.9 「萌芽期」をどう捉えるか:技術開発と時間軸
5.10 近年の新たな問題点
第6章 生命科学者の語り
6.1 「作る,伝える」 語り:鎌田博
6.2 「ビジョンを描く」 語り:上田泰己
おわりに
謝辞
索引
第 I 部 萌芽する科学技術の捉え方
第1章 「語り」の研究とは?
はじめに
1.1 「語り」とは?
1.2 「語り」が現れる場
1.3 言説分析・内容分析・データマイニングの特徴
第2章 言説分析からの接近—「読み解く」—
2.1 言説分析の意義
2.2 研究プロセス
2.3 研究の準備
2.4 研究の実施
2.5 アートとしての分析へ
第3章 内容分析からの接近—「可視化する」—
はじめに
3.1 内容分析の眼差し
3.2 内容分析のマッピング
3.3 内容分析の進め方:バイオテクノロジーに関するメディア報道を事例として
3.4 「見えないもの」の探索へ向けて:課題と展望
第4章 データマイニングからの接近—「抽出する」—
はじめに
4.1 科学計量学の方法
4.2 解析の手順:データベースの使い方から解析の仕方まで
4.3 生命科学研究における解析例:Emerging Topicsを抽出する
読書案内
第 II 部 萌芽する科学技術とは
第5章 萌芽する科学技術の群像
はじめに
5.1 萌芽的科学技術(Emerging Technology)の定義
5.2 萌芽的科学技術の分類:過去から現代へ
5.3 安全・安心
5.4 医療・生命・生命倫理
5.5 資源・エネルギー
5.6 経済・産業
5.7 知識・情報(脳科学(BMI))
5.8 萌芽的科学技術の新たな展開「ナノテクノロジー」
5.9 「萌芽期」をどう捉えるか:技術開発と時間軸
5.10 近年の新たな問題点
第6章 生命科学者の語り
6.1 「作る,伝える」 語り:鎌田博
6.2 「ビジョンを描く」 語り:上田泰己
おわりに
謝辞
索引