ホーム > 書籍詳細ページ

東洋史研究叢刊之六十四(新装版 2)

中国近世財政史の研究

岩井 茂樹

A5上製・580頁

ISBN: 9784876985210

発行年月: 2004/02

  • 本体: 6,600円(税込 7,260円
  • 在庫なし
 
  • mixiチェック

内容

中国の支配者たる国家権力はほとんど無産であった。もっぱら租税・徭役によって国家財政がなりたっていた。とりわけ、明・清の近世財政にあっては、地方の末端に至るまで定額化され、統合と集中が図られた。しかしそれは、結果的に附加的・追加的な定額外税の膨大化をもたらす。.従来の個別制度史研究から脱し、財政構造を巨視的に捉えた画期の書。

プロフィール

岩井茂樹(いわい しげき)

京都大学人文科学研究所教授
1955年生まれ。
1983年 京都大学文学部助手。
1986年京都産業大学経済学部講師、88年同助教授。
1996年京都大学人文科学研究所助教授、2001年より同教授。
このページの先頭へ