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本書は、ケニア北部の乾燥地帯に生きる遊牧社会に関して、外的要因をいかに選択的に取り込みつつ社会の持続性を維持しているかが描き出されている。トゥルカナ社会における家畜の交換概念とコミュニケーション、チャムス社会におけるコスモロジーの身体論、サンブル社会における家畜の文化複合と地域経済などの課題が取り扱われている。
太田 至 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助教授
河合香吏 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教授
北村光二 岡山大学文学部教授
湖中真哉 静岡県立大学国際関係学部助手
佐藤 俊 筑波大学歴史・人類学系教授
曽我 亨 弘前大学人文学部助教授
河合香吏 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教授
北村光二 岡山大学文学部教授
湖中真哉 静岡県立大学国際関係学部助手
佐藤 俊 筑波大学歴史・人類学系教授
曽我 亨 弘前大学人文学部助教授
刊行のことば:伊谷純一郎
序──東アフリカ遊牧民の現況:佐藤 俊
第一章 「地名」という知識:河合香吏
──ドドスの環境認識論・序説
第二章 牧畜民の認識論的特異性:北村光二
──北ケニア牧畜民トゥルカナにおける「生存の技法」
第三章 国家の外から内側へ:曽我 亨
──ラクダ牧畜民ガブラが経験した選挙
第四章 生業牧畜と市場経済を結ぶ地域ネットワーク:湖中真哉
──ケニア中北部サンブルの家畜商の事例
第五章 家畜と貨幣:太田 至
──牧畜民トゥルカナ社会における家畜のやりとり
第六章 レンディーレ社会におけるねだりの社会的制御:佐藤 俊
索 引
序──東アフリカ遊牧民の現況:佐藤 俊
第一章 「地名」という知識:河合香吏
──ドドスの環境認識論・序説
第二章 牧畜民の認識論的特異性:北村光二
──北ケニア牧畜民トゥルカナにおける「生存の技法」
第三章 国家の外から内側へ:曽我 亨
──ラクダ牧畜民ガブラが経験した選挙
第四章 生業牧畜と市場経済を結ぶ地域ネットワーク:湖中真哉
──ケニア中北部サンブルの家畜商の事例
第五章 家畜と貨幣:太田 至
──牧畜民トゥルカナ社会における家畜のやりとり
第六章 レンディーレ社会におけるねだりの社会的制御:佐藤 俊
索 引