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現代化学史
原子・分子の科学の発展
A5上製, 760 pages
ISBN: 9784876982837
pub. date: 10/13
- Price : JPY 3,800 (with tax: JPY 4,180)
-
Out of Stock
【推薦】 野依良治 氏(2001年ノーベル化学賞受賞者)
◎知的刺激に満ちた化学史
化学とは「もの」の科学であり、現代文明の礎である。20世紀、化学は物理学の成果を取り込んで大きな進歩を遂げた。生命現象解明に向けての科学的、技術的基盤を提供して生命科学の大発展を促した。さらに化学を基礎とした物質科学、材料科学の進歩は、人類の健康で豊かな生活を可能にした。本書は、近代から現代にかけての知的刺激に満ちた化学の発展の歴史を生き生きと描いている。世界的に専門の細分化にともなう視野の狭窄化が問題視されるいま、学問全体を広く見渡し、その発展の道筋を省みて将来を展望することは重要であろう。研究者だけでなく、自然科学に関心をもつ学生、教育者、一般市民の方々にぜひ読んでいただきたい本である。
【推薦】 益川敏英氏(2008年ノーベル物理学賞受賞者)
◎廣田氏の『現代化学史』が面白い
氏は長年物理化学の分野で仕事をしてきた。其の業績は高く評価されている。その成果の中には長年の研究体験を踏まえた上での教育実績がある。
一般に化学の講義と言えば分子式を示し、この様な反応が可能であり、反応エネルギーはこれだけいる、の様な経験法則の羅列が延々と続くのが普通である。しかし氏は物理化学のプロである。
即ち、化学反応が進行している世界はミクロの世界であり、ミクロの世界はマクロの世界と違い量子力学がその世界を支配している。
20世紀に明かされてきた量子化学の世界は目を見開かされるものがある。それにこの本で出会える。
この200年,科学の飛躍的発展を支えたのは化学だった。原子と分子の本質を知ることにより,人類は生命や宇宙の謎を解き,新しい物質と技術を創出し,利便と健康を手に入れた。化学の歴史を知ることは現代文明の根幹を理解することである。本書は,物・化・生の枠を越えて現代化学のダイナ ミックな歴史を辿る。
『毎日新聞』2013.10.3東京版朝刊、元村有希子氏による紹介記事
『現代化学』2013年12月号
『朝日新聞』2013.12.5朝刊、科学面「探究人」
『週刊読書人』2013年12月20日付 2013年回顧動向収穫「科学技術」、評者:横山輝雄氏
『日経サイエンス』2014年1月号、Book Review
『週刊読書人』2014年2月7日、評者:古川安氏
月刊『化学』2014年3月号、評者:竹内敬人氏
『ファルマシア』2014年4月号、329頁、紹介:赤井周司氏
『現代化学』2013年12月号
『朝日新聞』2013.12.5朝刊、科学面「探究人」
『週刊読書人』2013年12月20日付 2013年回顧動向収穫「科学技術」、評者:横山輝雄氏
『日経サイエンス』2014年1月号、Book Review
『週刊読書人』2014年2月7日、評者:古川安氏
月刊『化学』2014年3月号、評者:竹内敬人氏
『ファルマシア』2014年4月号、329頁、紹介:赤井周司氏
廣田 襄(ひろた のぼる)
京都大学名誉教授 専門:化学(物理化学)
【学歴および職歴】
1959年 京都大学理学部卒/1963年 米国ワシントン大学大学院(博士課程)修了,Ph.D./1963年 米国シカゴ大学フェルミ研究所研究員/1965年 米国ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校 助教授/1967年 同 準教授/1970年 同 教授/1975年 京都大学理学部教授/1993年 京都大学評議員(1995年まで)/2000年 京都大学定年退職,京都大学名誉教授/2000年 宇宙開発事業団招聘研究員(非常勤)/2003年 宇宙航空研究開発研究機構参事(非常勤)(2005年まで)
【学会および社会における活動】
日本化学会理事(1993―1994),副会長(1997)/分子科学研究所評議員(1999―2003),研究顧問(2001―2009)/京都市青少年科学センター学術顧問(2012―)/自然科学研究機構教育研究評議会委員(2010―)
【受賞】
1994年 日本化学会賞
【業績】
原著論文 約250/著書(分担執筆の共著)および総説 約30
廣田襄・梶本興亜 編,『現代化学への招待』,朝倉書店,2001/妹尾学・廣田襄・田隅三生・岩澤康裕 編,『大学院物理化学』,講談社,1992
京都大学名誉教授 専門:化学(物理化学)
【学歴および職歴】
1959年 京都大学理学部卒/1963年 米国ワシントン大学大学院(博士課程)修了,Ph.D./1963年 米国シカゴ大学フェルミ研究所研究員/1965年 米国ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校 助教授/1967年 同 準教授/1970年 同 教授/1975年 京都大学理学部教授/1993年 京都大学評議員(1995年まで)/2000年 京都大学定年退職,京都大学名誉教授/2000年 宇宙開発事業団招聘研究員(非常勤)/2003年 宇宙航空研究開発研究機構参事(非常勤)(2005年まで)
【学会および社会における活動】
日本化学会理事(1993―1994),副会長(1997)/分子科学研究所評議員(1999―2003),研究顧問(2001―2009)/京都市青少年科学センター学術顧問(2012―)/自然科学研究機構教育研究評議会委員(2010―)
【受賞】
1994年 日本化学会賞
【業績】
原著論文 約250/著書(分担執筆の共著)および総説 約30
廣田襄・梶本興亜 編,『現代化学への招待』,朝倉書店,2001/妹尾学・廣田襄・田隅三生・岩澤康裕 編,『大学院物理化学』,講談社,1992
プロローグ
第1部 近代化学の完成へ
1章 近代化学への道
―18世紀までの化学:原子・分子の科学の曙
1.1 化学の源流
1.2 気体化学の発展
1.3 ラヴォアジェと化学革命
1.4 18世紀の化学と社会
COLUMN 1 科学と神学の融合を目指したプリーストリー
COLUMN 2 優秀な官僚にして大化学者のラヴォアジェとその妻
2章 近代化学の発展
― 19世紀の化学:原子・分子の概念の確立と専門の分化
2.1 原子説と原子量の決定
2.2 電気化学の出現とその影響
2.3 有機化学の誕生と原子・分子をめぐる混乱
2.4 有機化学の確立と発展
2.5 元素の周期律
2.6 分析化学・無機化学の進歩
2.7 熱力学・気体分子運動論
2.8 物理化学の誕生と発展
2.9 天然物の有機化学
2.10 生化学誕生への道
2.11 化学者の教育
2.12 19世紀の化学産業
2.13 近代化学の日本への導入
COLUMN 3 デイヴィー,ファラデーと王立研究所
COLUMN 4 アレニウスと地球温暖化
COLUMN 5 ポッケルスとレイリー卿
COLUMN 6 リービッヒと化学教育の革新
COLUMN 7 吉田彦六郎と漆の研究
年表:近現代の化学と科学・技術(~19世紀)
第2部 現代化学の誕生とその発展
3章 19 世紀末から20 世紀初期の物理学の革命
―X 線,放射線,電子の発見と量子論
3.1 電子の発見
3.2 X 線の発見と初期の研究
3.3 放射能の発見と同位体
3.4 実在としての原子
3.5 量子論の出現
3.6 原子の構造と量子論
3.7 量子力学の出現と化学
COLUMN 8 ローレンス・ブラッグとキャベンディッシュ研究所
COLUMN 9 キュリー夫妻
4章 20世紀前半の化学
―原子・分子の科学の成熟と拡大
4.1 20 世紀前半の化学の特徴
4.2 物理化学(Ⅰ):化学熱力学および溶液化学
4.3 物理化学(Ⅱ):化学結合論と分子構造論
4.4 物理化学(Ⅲ):化学反応論とコロイド・界面化学
4.5 核・放射化学の誕生
4.6 分析化学
4.7 無機化学
4.8 有機化学(Ⅰ):物理有機化学,高分子化学の誕生と合成化学の発展
4.9 有機化学(Ⅱ):天然物有機化学と生化学の基礎
4.10 生化学の確立と発展:動的生化学
4.11 応用化学の発展
4.12 日本の化学
4.13 化学と社会
COLUMN 10 G.N.ルイスとラングミュア間の確執
COLUMN 11 J.D. バナール:科学の賢人の遺産と複雑さ
COLUMN 12 核分裂の発見におけるハーンとマイトナーの貢献
COLUMN 13 小川正孝とニッポニウム
COLUMN 14 サムナーの不屈の闘志と酵素の本質をめぐる論争
COLUMN 15 ハーバーの栄光と悲劇
COLUMN 16 喜多源逸と京都学派の形成
年表:近現代の化学と科学・技術(20世紀前半)
第3部 現代の化学
5章 20世紀後半の化学(Ⅰ)
―分子の観測・分析と創製における進歩
5.1 全体的な特徴
5.2 観測・分析手段の進歩と構造化学の成熟
5.2.1 構造解析法の進歩:回折法による構造決定
5.2.2 顕微鏡技術の飛躍的進歩:細胞や表面の原子・分子の直接観測
5.2.3 レーザーの出現と分子分光学の発展:分子構造と電子状態の観測
5.2.4 電子分光法の発展:原子の内殻と表面状態の観測
5.2.5 磁気共鳴法:スピンをプローブとする分光法
5.2.6 分離・分析法の進歩
5.3 理論・計算化学の進歩:化学現象の理解と予測
5.3.1 量子化学計算
5.3.2 熱・統計力学
5.4 化学反応の研究の精密化
5.4.1 反応速度,反応中間体の実験的研究
5.4.2 短寿命種の観測と高速反応の研究
5.4.3 素反応の動力学
5.4.4 励起分子のダイナミクス
5.4.5 光化学
5.4.6 反応理論の進歩
5.4.7 表面反応と触媒反応
5.5 新しい物質の発見と合成
5.5.1 新元素と新しい物質群
5.5.2 有機化合物の新しい合成法
5.5.3 天然物有機化合物の合成
5.5.4 超分子あるいはゲスト―ホストの化学
5.5.5 新しい炭素物質
5.6 機能・物性の化学:材料科学の基礎
5.6.1 新しい機能性物質
5.6.2 電気伝導性物質
5.6.3 磁性と磁性体
5.6.4 光学的性質
5.7 地球・環境・宇宙の化学
5.7.1 地球・環境の化学
5.7.2 宇宙の化学
5.7.3 生命の起源
COLUMN 17 複雑な分子の構造決定とドロシー・ホジキン
COLUMN 18 偶然に恵まれた下村脩の人生とGFP
COLUMN 19 ラウターバーとMRI の誕生
COLUMN 20 天才有機化学者ウッドワード
COLUMN 21 フグ毒の研究と構造解明をめぐる競争
6章 20 世紀後半の化学(Ⅱ)
―分子に基づく生命現象の理解
6.1 分子生物学,構造生物学の誕生
6.1.1 DNA の構造解析への道
6.1.2 タンパク質の構造解析と構造生物学の誕生
6.2 生化学の発展(Ⅰ):DNA とRNA の化学
6.2.1 DNA 情報の転写と翻訳
6.2.2 DNA の複製,修復,寿命
6.2.3 核酸の操作と塩基配列の決定
6.2.4 RNA の機能とタンパク質の合成,分解
6.3 生化学の発展(Ⅱ):酵素,代謝,分子生理学など
6.3.1 酵素の構造と反応機構の解明
6.3.2 代謝研究の発展とそのインパクト
6.3.3 生体膜と膜輸送
6.3.4 生体内電子伝達と酸化的リン酸化
6.3.5 光合成
6.3.6 シグナルの伝達
6.3.7 免疫と遺伝子の再編成
COLUMN 22 ライナス・ポーリングの成功と失敗
COLUMN 23 異色の化学者マリスとPCR の開発
COLUMN 24 ノーベル化学賞を二度受賞したサンガー
COLUMN 25 自分で研究所を造ったミッチェル
年表:近現代の化学と科学・技術(20世紀後半)
7章 20世紀の化学とこれから
7.1 20世紀の化学とノーベル賞
7.1.1 ノーベル化学賞からみた20世紀の化学
7.1.2 ポーリングの予測と20世紀後半の化学
7.2 21世紀を迎えての化学
7.2.1 科学を取り巻く状況の変化
7.2.2 化学の現状と課題
7.2.3 化学における大きな問題は?
7.3 これからの化学と化学への期待
エピローグ
あとがき
付録 元素発見の歴史
リービッヒに繋がるノーベル賞学者の系統図
歴代ノーベル賞受賞者にみる化学のあゆみ
索引 人名索引
事項索引
書籍索引
図版・写真出典
第1部 近代化学の完成へ
1章 近代化学への道
―18世紀までの化学:原子・分子の科学の曙
1.1 化学の源流
1.2 気体化学の発展
1.3 ラヴォアジェと化学革命
1.4 18世紀の化学と社会
COLUMN 1 科学と神学の融合を目指したプリーストリー
COLUMN 2 優秀な官僚にして大化学者のラヴォアジェとその妻
2章 近代化学の発展
― 19世紀の化学:原子・分子の概念の確立と専門の分化
2.1 原子説と原子量の決定
2.2 電気化学の出現とその影響
2.3 有機化学の誕生と原子・分子をめぐる混乱
2.4 有機化学の確立と発展
2.5 元素の周期律
2.6 分析化学・無機化学の進歩
2.7 熱力学・気体分子運動論
2.8 物理化学の誕生と発展
2.9 天然物の有機化学
2.10 生化学誕生への道
2.11 化学者の教育
2.12 19世紀の化学産業
2.13 近代化学の日本への導入
COLUMN 3 デイヴィー,ファラデーと王立研究所
COLUMN 4 アレニウスと地球温暖化
COLUMN 5 ポッケルスとレイリー卿
COLUMN 6 リービッヒと化学教育の革新
COLUMN 7 吉田彦六郎と漆の研究
年表:近現代の化学と科学・技術(~19世紀)
第2部 現代化学の誕生とその発展
3章 19 世紀末から20 世紀初期の物理学の革命
―X 線,放射線,電子の発見と量子論
3.1 電子の発見
3.2 X 線の発見と初期の研究
3.3 放射能の発見と同位体
3.4 実在としての原子
3.5 量子論の出現
3.6 原子の構造と量子論
3.7 量子力学の出現と化学
COLUMN 8 ローレンス・ブラッグとキャベンディッシュ研究所
COLUMN 9 キュリー夫妻
4章 20世紀前半の化学
―原子・分子の科学の成熟と拡大
4.1 20 世紀前半の化学の特徴
4.2 物理化学(Ⅰ):化学熱力学および溶液化学
4.3 物理化学(Ⅱ):化学結合論と分子構造論
4.4 物理化学(Ⅲ):化学反応論とコロイド・界面化学
4.5 核・放射化学の誕生
4.6 分析化学
4.7 無機化学
4.8 有機化学(Ⅰ):物理有機化学,高分子化学の誕生と合成化学の発展
4.9 有機化学(Ⅱ):天然物有機化学と生化学の基礎
4.10 生化学の確立と発展:動的生化学
4.11 応用化学の発展
4.12 日本の化学
4.13 化学と社会
COLUMN 10 G.N.ルイスとラングミュア間の確執
COLUMN 11 J.D. バナール:科学の賢人の遺産と複雑さ
COLUMN 12 核分裂の発見におけるハーンとマイトナーの貢献
COLUMN 13 小川正孝とニッポニウム
COLUMN 14 サムナーの不屈の闘志と酵素の本質をめぐる論争
COLUMN 15 ハーバーの栄光と悲劇
COLUMN 16 喜多源逸と京都学派の形成
年表:近現代の化学と科学・技術(20世紀前半)
第3部 現代の化学
5章 20世紀後半の化学(Ⅰ)
―分子の観測・分析と創製における進歩
5.1 全体的な特徴
5.2 観測・分析手段の進歩と構造化学の成熟
5.2.1 構造解析法の進歩:回折法による構造決定
5.2.2 顕微鏡技術の飛躍的進歩:細胞や表面の原子・分子の直接観測
5.2.3 レーザーの出現と分子分光学の発展:分子構造と電子状態の観測
5.2.4 電子分光法の発展:原子の内殻と表面状態の観測
5.2.5 磁気共鳴法:スピンをプローブとする分光法
5.2.6 分離・分析法の進歩
5.3 理論・計算化学の進歩:化学現象の理解と予測
5.3.1 量子化学計算
5.3.2 熱・統計力学
5.4 化学反応の研究の精密化
5.4.1 反応速度,反応中間体の実験的研究
5.4.2 短寿命種の観測と高速反応の研究
5.4.3 素反応の動力学
5.4.4 励起分子のダイナミクス
5.4.5 光化学
5.4.6 反応理論の進歩
5.4.7 表面反応と触媒反応
5.5 新しい物質の発見と合成
5.5.1 新元素と新しい物質群
5.5.2 有機化合物の新しい合成法
5.5.3 天然物有機化合物の合成
5.5.4 超分子あるいはゲスト―ホストの化学
5.5.5 新しい炭素物質
5.6 機能・物性の化学:材料科学の基礎
5.6.1 新しい機能性物質
5.6.2 電気伝導性物質
5.6.3 磁性と磁性体
5.6.4 光学的性質
5.7 地球・環境・宇宙の化学
5.7.1 地球・環境の化学
5.7.2 宇宙の化学
5.7.3 生命の起源
COLUMN 17 複雑な分子の構造決定とドロシー・ホジキン
COLUMN 18 偶然に恵まれた下村脩の人生とGFP
COLUMN 19 ラウターバーとMRI の誕生
COLUMN 20 天才有機化学者ウッドワード
COLUMN 21 フグ毒の研究と構造解明をめぐる競争
6章 20 世紀後半の化学(Ⅱ)
―分子に基づく生命現象の理解
6.1 分子生物学,構造生物学の誕生
6.1.1 DNA の構造解析への道
6.1.2 タンパク質の構造解析と構造生物学の誕生
6.2 生化学の発展(Ⅰ):DNA とRNA の化学
6.2.1 DNA 情報の転写と翻訳
6.2.2 DNA の複製,修復,寿命
6.2.3 核酸の操作と塩基配列の決定
6.2.4 RNA の機能とタンパク質の合成,分解
6.3 生化学の発展(Ⅱ):酵素,代謝,分子生理学など
6.3.1 酵素の構造と反応機構の解明
6.3.2 代謝研究の発展とそのインパクト
6.3.3 生体膜と膜輸送
6.3.4 生体内電子伝達と酸化的リン酸化
6.3.5 光合成
6.3.6 シグナルの伝達
6.3.7 免疫と遺伝子の再編成
COLUMN 22 ライナス・ポーリングの成功と失敗
COLUMN 23 異色の化学者マリスとPCR の開発
COLUMN 24 ノーベル化学賞を二度受賞したサンガー
COLUMN 25 自分で研究所を造ったミッチェル
年表:近現代の化学と科学・技術(20世紀後半)
7章 20世紀の化学とこれから
7.1 20世紀の化学とノーベル賞
7.1.1 ノーベル化学賞からみた20世紀の化学
7.1.2 ポーリングの予測と20世紀後半の化学
7.2 21世紀を迎えての化学
7.2.1 科学を取り巻く状況の変化
7.2.2 化学の現状と課題
7.2.3 化学における大きな問題は?
7.3 これからの化学と化学への期待
エピローグ
あとがき
付録 元素発見の歴史
リービッヒに繋がるノーベル賞学者の系統図
歴代ノーベル賞受賞者にみる化学のあゆみ
索引 人名索引
事項索引
書籍索引
図版・写真出典