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西洋古典叢書 G026

食卓の賢人たち 4

アテナイオス 柳沼 重剛 訳

四六変上製, 421 pages

ISBN: 9784876981366

pub. date: 05/02

  • Price : JPY 3,800 (with tax: JPY 4,180) 月報35
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内容

数日間にわたる宴会に列席した29人の博識な客人たちの会話を記録するという形式のもとに展開した本書は、料理書という二とどまらず、話題は文学、音楽、自然学、医術、私的生活における風習など、きわめて広範な領域にわたり、古代に関する知識や説話の宝庫である。全15巻。本邦初完訳。[5分冊]

プロフィール

柳沼 重剛(やぎぬま しげたけ)

筑波大学名誉教授
1926年 東京都生まれ
1949年 京都大学文学部卒業
筑波大学、大妻女子大学教授を経て1999年退職

主な著訳書 :
『ギリシアローマ古代知識人群像』(岩波書店)
『西洋古典こぼればなし』(岩波書店)
『語学者の散歩道』(研究社出版)
プルタルコス『食卓歓談集』(岩波文庫)
アテナイオス『食卓の賢人たち』1〜3(京都大学学術出版会)
『トゥキュディデスの文体の研究』(岩波書店)

目次

第十巻
大食い名士銘々伝/体育競技会批判/ふたたび大食い名士名鑑/大食いの種族/控えめな飲食を心がけた人々/宴席でのジョーク/宴会での騒ぎ、争い/腹と口/食事を表わす用語若干/酒を和える(割る)こと/酒酌み役、酒吟味役など/酒の割り方/乾杯、コッタボスなど/酒は節度をもって飲むべきこと/アルカイオスの詩、ふたたび酒の割り方/いろいろな飲み方/飲みたい欲望/酒豪アレクサンドロスとその父ピリッポス/酒好き名士一覧/プラトンの、酒を慎めという勧め/女性と酒/酒好きの町、酒好きの種族/酩酊/「飲む」ということば/ビール/葡萄酒の恵み/なぞなぞ/言葉遊び風作詩法/その他のなぞなぞ/昔のなぞなぞ/なぞが解けない者への罰

第十一巻
酒杯/歓をつくすこと/土器の杯/もの狂い/アテナイのディオニュソスの祭り/ふたたび酒杯について/酒杯のカタログ/回し飲み/プラトンに対する非難

第十二巻
序/快楽/贅沢な国民——ペルシア人/贅沢で有名な人々/肥満とスパルタ人の肥満対策/痩せた人/贅沢にまつわる奇談/花や季節の果物をもって歩くこと/美わしき尻のアプロディテ/狂気のおかげで贅沢になれた人

月報35
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