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前1世紀半ばのローマ共和政末期を生きたカトゥッルス、および同世紀後半の帝政移行期を生きたティブッルスによる本詩集は、恋愛エレゲイア詩を中心としながら、形式的にも内容的にも実に多彩な様相を呈する。ともに夭折した彼らの詩には、当時の公的な「務め(ネゴーティウム)」の追求よりも私的な「閑暇(オーティウム)」における詩作や恋愛を優先しようとする姿勢が顕著である。本邦初完訳。
岩崎 務(いわさき つとむ)
東京外国語大学名誉教授
1954年 京都市生まれ
1982年 京都大学大学院文学研究科博士課程中退
2020年 京都大学助手、東京外国語大学講師、助教授、教授を経て退職
主な著訳書
『ラテン文学を学ぶ人のために』(共著、世界思想社)
『ニューエクスプレス ラテン語』(白水社)
『キケロー選集10』(共訳、岩波書店)
セネカ『悲劇集2』(共訳、京都大学学術出版会)
プラウトゥス『ローマ喜劇集2』(共訳、京都大学学術出版会)
東京外国語大学名誉教授
1954年 京都市生まれ
1982年 京都大学大学院文学研究科博士課程中退
2020年 京都大学助手、東京外国語大学講師、助教授、教授を経て退職
主な著訳書
『ラテン文学を学ぶ人のために』(共著、世界思想社)
『ニューエクスプレス ラテン語』(白水社)
『キケロー選集10』(共訳、岩波書店)
セネカ『悲劇集2』(共訳、京都大学学術出版会)
プラウトゥス『ローマ喜劇集2』(共訳、京都大学学術出版会)
カトゥッルス詩集
ティブッルス集成
第一巻
第二巻
第3巻(リュグダムスおよびその他の詩人)
解説
固有名詞索引
ティブッルス集成
第一巻
第二巻
第3巻(リュグダムスおよびその他の詩人)
解説
固有名詞索引