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コンクリート構造物は外力にどこまで耐え,どう壊れるのか? 建物や構造物の安全性のシミュレーションには高度な技術が必要とされる。本書では,解析プログラムの開発に携わってきた著者らが,モデル化の方法から解析の進め方まで一から丁寧に解説,基礎から実践例まで、必須の知識を網羅する。一筋縄ではいかない非線形FEMがわかる。実務家必携書。
長沼一洋 博士(エ学)
1981年 千葉大学工学部卒業
1983年 千葉大学大学院修了
1983~2015年 (株)大林組勤務
2015年~ 日本大学理工学部建築学科教授(2023年~特任教授)
佐藤裕一 博士(工学)
1992年 名古屋工業大学卒業
1994年 京都大学大学院修了
1994~1996年 (株)大林組勤務
1996年~ 京都大学工学研究科助手(2007年~助教)
1981年 千葉大学工学部卒業
1983年 千葉大学大学院修了
1983~2015年 (株)大林組勤務
2015年~ 日本大学理工学部建築学科教授(2023年~特任教授)
佐藤裕一 博士(工学)
1992年 名古屋工業大学卒業
1994年 京都大学大学院修了
1994~1996年 (株)大林組勤務
1996年~ 京都大学工学研究科助手(2007年~助教)
はじめに
用語について
1章 コンクリート構造の非線形解析の特徴
よもやま話(その1) ~バグ探しは犯人を追い詰める刑事の気分
2章 有限要素法について
有限要素法の計算手順
要素の種類
鉄筋コンクリート構造への適用
参考文献
よもやま話(その2)~ばらばらになったプログラム
3章 解析対象のモデル化方法
解析領域の決定と境界条件の設定
二次元モデルと三次元モデル
要素の種類と形状
要素分割
異種要素の混在
鉄筋のモデル化
鉄筋とコンクリート間の付着すべりのモデル化
鋼材とコンクリートの混合構造のモデル化
コンクリートのひび割れのモデル化
参考文献
よもやま話(その3)~8倍のミステリー
4章 材料特性の与え方
コンクリートの引張特性の与え方
コンクリートの圧縮特性の与え方
コンクリートの破壊基準の選び方
テンションスティフニング特性の与え方
ひび割れを生じたコンクリートの圧縮劣化特性の考慮
ひび割れを生じたコンクリートのせん断伝達特性の考慮
鋼材の応力~ひずみ関係の与え方
鋼材の降伏基準と硬化則の選び方
鉄筋とコンクリート間の付着すべり特性の与え方
参考文献
よもやま話(その4)~出力結果は1000万円の椅子
5章 荷重の与え方
荷重の種類
非線形求解法
収束計算
荷重増分の大きさ
時間増分の大きさ
よもやま話(その5)~ラインプリンターがエラーを告げる
6章 解析の進め方
弾性解析による確認
非線形解析の実行
破壊の判定
ポスト処理
結果の評価
よもやま話(その6)~コンピュータにも個性がある
7章 解析例
水平力を受けるRC柱(二次元単調載荷解析)
水平力を受けるRC立体壁(三次元正負繰返し載荷解析)
鉛直荷重を受けるRC梁(三次元単調載荷解析)
地震力を受けるRC架構(二次元静的・動的解析)
乾燥収縮と地震力を受けるRC建物(三次元静的・動的解析)
衝突荷重を受けるRC耐震壁(三次元動的解析)
参考文献
8章 トラブル対処法
最初から計算ができない
計算が途中で止まる
変位が急増する
荷重~変位関係のグラフが乱れる
載荷点や支持点の周辺で破壊する
解析結果が理論値や実験結果と対応しない
付録1 コンクリートの直交異方性構成方程式
付録2 コンクリートの圧縮応力~ひずみ曲線のモデル化例
付録3 三軸応力下のコンクリートの破壊基準
付録4 コンクリートのテンションスティフニング特性のモデル化例
付録5 コンクリートのひび割れ後の圧縮劣化特性のモデル化例
付録6 コンクリートの繰り返し応力下の履歴特性のモデル化例
付録7 コンクリートのひび割れ後のせん断伝達特性のモデル化例
付録8 鉄筋とコンクリート間の付着すべり特性のモデル化例
付録9 疑似離散型ひび割れモデル
索引
用語について
1章 コンクリート構造の非線形解析の特徴
よもやま話(その1) ~バグ探しは犯人を追い詰める刑事の気分
2章 有限要素法について
有限要素法の計算手順
要素の種類
鉄筋コンクリート構造への適用
参考文献
よもやま話(その2)~ばらばらになったプログラム
3章 解析対象のモデル化方法
解析領域の決定と境界条件の設定
二次元モデルと三次元モデル
要素の種類と形状
要素分割
異種要素の混在
鉄筋のモデル化
鉄筋とコンクリート間の付着すべりのモデル化
鋼材とコンクリートの混合構造のモデル化
コンクリートのひび割れのモデル化
参考文献
よもやま話(その3)~8倍のミステリー
4章 材料特性の与え方
コンクリートの引張特性の与え方
コンクリートの圧縮特性の与え方
コンクリートの破壊基準の選び方
テンションスティフニング特性の与え方
ひび割れを生じたコンクリートの圧縮劣化特性の考慮
ひび割れを生じたコンクリートのせん断伝達特性の考慮
鋼材の応力~ひずみ関係の与え方
鋼材の降伏基準と硬化則の選び方
鉄筋とコンクリート間の付着すべり特性の与え方
参考文献
よもやま話(その4)~出力結果は1000万円の椅子
5章 荷重の与え方
荷重の種類
非線形求解法
収束計算
荷重増分の大きさ
時間増分の大きさ
よもやま話(その5)~ラインプリンターがエラーを告げる
6章 解析の進め方
弾性解析による確認
非線形解析の実行
破壊の判定
ポスト処理
結果の評価
よもやま話(その6)~コンピュータにも個性がある
7章 解析例
水平力を受けるRC柱(二次元単調載荷解析)
水平力を受けるRC立体壁(三次元正負繰返し載荷解析)
鉛直荷重を受けるRC梁(三次元単調載荷解析)
地震力を受けるRC架構(二次元静的・動的解析)
乾燥収縮と地震力を受けるRC建物(三次元静的・動的解析)
衝突荷重を受けるRC耐震壁(三次元動的解析)
参考文献
8章 トラブル対処法
最初から計算ができない
計算が途中で止まる
変位が急増する
荷重~変位関係のグラフが乱れる
載荷点や支持点の周辺で破壊する
解析結果が理論値や実験結果と対応しない
付録1 コンクリートの直交異方性構成方程式
付録2 コンクリートの圧縮応力~ひずみ曲線のモデル化例
付録3 三軸応力下のコンクリートの破壊基準
付録4 コンクリートのテンションスティフニング特性のモデル化例
付録5 コンクリートのひび割れ後の圧縮劣化特性のモデル化例
付録6 コンクリートの繰り返し応力下の履歴特性のモデル化例
付録7 コンクリートのひび割れ後のせん断伝達特性のモデル化例
付録8 鉄筋とコンクリート間の付着すべり特性のモデル化例
付録9 疑似離散型ひび割れモデル
索引