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企業類型と産業育成

東アジアの高成長史

林 采成・武田 晴人 編

A5上製, 400 pages

ISBN: 9784814004485

pub. date: 12/22

  • Price : JPY 4,500 (with tax: JPY 4,950)

12月上旬発売予定

 
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内容

産業構造の変化に着目しなければ、奇跡と言われた東アジアの高成長を捉えきれない。日本の企業集団、台湾の中小企業、韓国の財閥。それぞれに担い手は違えど高度な経済発展を遂げた背景に、企業類型はいかなる影響を及ぼしたのか? 自動車・電子・石油化学・製鉄……各分野の分析から高成長の多様な側面を浮き彫りにする。高成長メカニズム企業類型に着目してみる新たな経済史。

プロフィール

著者一覧(掲載順、★は編者)

★林采成(Lim Chaisung)
立教大学経済学部教授。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)。主な著作に、『歴史としての高成長東アジアの経験』(共編、京都大学学術出版会、2019 年)、『鉄道員と身体帝国の労働衛生』(京都大学学術出版会、2019 年)などがある。

呂寅満(Yeo Inman)
江陵原州大学校国際通商学科教授。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)。主な著作に、『歴史としての高成長東アジアの経験』(共著、京都大学学術出版会、2019 年)、『日本自動車工業史小型車と大衆車による二つの道程』(東京大学出版会、2011 年)などがある。

洪紹洋(Hong Saoyang)
国立陽明交通大学科学技術と社会研究所教授。国立政治大学経済学博士。主な著作に、「二つの平和条約と日台経済経済史の視座から」(川島真、細谷雄一編『サンフランシスコ講和と東アジア』東京大学出版会、2022 年)、「国家と石油開発政策1950‒1970 年台湾における中国石油公司を例に」(堀和生・萩原充編『“世界の工場”への道20 世紀東アジアの経済発展』京都大学学術出版会、2019 年)、などがある。

河村徳士(かわむら・さとし)
城西大学経済学部准教授。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)。主な著作に、「平成不況期物流構造と中小トラック運送事業の競争優位をめぐるとりくみ「物流二法」による競争条件の変化と対応」(『城西大学経済経営紀要』第40 巻、2022 年)、『歴史としての高成長東アジアの経験』(共著、京都大学学術出版会、2019 年)などがある。

呉聡敏(Wu Tsongmin)
国立台湾大学名誉教授。Ph.D., University of Rochester。主な著作に、「清末的隱田」(『經濟論文叢刊』48(3),2020 年)、“Sweet unbinding: Sugarcane cultivation and the demise of foot-binding,(” coauthored with Nora Cheng and Elliott Fan), Journal of Development Economics vol. 157, Elsevier, 2022. などがある。

朴基炷(Park Kijoo)
誠信女子大学経済学科副敎授。ソウル大学経済学博士。主な著作に、「1960‒1970 年代韓
国의 電子産業育成政策」(『経済史学』44(1)、2020 年)、『韓国重化学工業化와 社会의変化』(共著、韓国歴史博物館、2014 年)などがある。

朱益鍾(Joo Ikjong)
李承晩学堂理事。ソウル大学経済学博士。主な著作に、『大軍の斥候韓国経済発展の起源』(日本経済評論社、2011 年)、『高度成長時代를 열다: 朴正煕時代의 経済外交史証言』(共著、海南、2017 年)などがある。

蔡龍保(Tsai Lungpao)
国立台北大学歴史学系教授兼学術副学長。国立台湾師範大学歴史学系博士。主な著作に、『コレクション・台湾のモダニズム第3 巻台湾縦貫鉄道と交通網』(編著、ゆまに書房、2020年)、『殖民統治之基礎工程日治時期台湾道路事業之研究1895‒1945』(国立台湾師範大学、2008 年)などがある。

★武田晴人(たけだ・はるひと)
東京大学名誉教授。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、博士(経済学)。主な著作に、『歴史としての高成長東アジアの経験』(共編、京都大学学術出版会、2019年)、『日本経済史』(有斐閣、2019 年)などがある。

目次

はしがき

序章 高成長期における東アジアの企業と産業育成[林采成]

第一部 自動車と高成長
第1章 日本自動車産業の資本自由化と国際競争力[呂寅満]
第2章 台湾自動車産業の形成――産業政策と企業経営――[洪紹洋]
第3章 韓国自動車産業形成期の産業政策と企業戦略[呂寅満]

第二部 電子と高成長
第4章 高度成長期日本の半導体開発――技術導入と独自対応――[河村徳士]
第5章 戦後台湾電子工業の産業発展[呉聡敏]
第6章 韓国電子産業のキャッチアップ[朴基炷]

第三部 石油化学と高成長
第7章 台湾プラスチックと台湾石油化学産業[洪紹洋]
第8章 忠州肥料・韓国総合化学工業の盛衰史[林采成]

第四部 製鉄と鉄道
第9章 韓国製鉄業の出発――政策・技術の学習――[朱益鍾]
第10章 高度成長期台湾と鉄道[蔡龍保]

終章 東アジア高成長史における企業活動と主導産業[武田晴人・林采成]

あとがき
索引
著者一覧
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