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信教の自由、政教分離をめぐる論争をもとに宗教への寛容・不寛容の概念の本質に迫る。為政者の寛容義務に関する約15年にわたる論戦を綴った未完を含む4通の書簡、3通のプロウストの反論を収める。
『イギリス哲学研究』第47号(2024),101-103頁,評者:柏崎正憲氏
山田 園子(やまだ そのこ)
広島大学名誉教授
1954年生まれ。広島大学法学部教授、同大学院社会科学研究科教授を経て、2017年退職。
専門は政治思想史、イギリス革命史。
主な著訳書
『ジョン・ロック「寛容論」の研究』(溪水社、2006年)
『ジョン・ロックの教会論』(溪水社、2013年)
ジョン・ロック『ロック政治論集』(マーク・ゴルディ編、吉村伸夫との共訳、法政大学出版局、2007年)
トマス・ホッブズ『ビヒモス』(岩波文庫、岩波書店、2014年)
広島大学名誉教授
1954年生まれ。広島大学法学部教授、同大学院社会科学研究科教授を経て、2017年退職。
専門は政治思想史、イギリス革命史。
主な著訳書
『ジョン・ロック「寛容論」の研究』(溪水社、2006年)
『ジョン・ロックの教会論』(溪水社、2013年)
ジョン・ロック『ロック政治論集』(マーク・ゴルディ編、吉村伸夫との共訳、法政大学出版局、2007年)
トマス・ホッブズ『ビヒモス』(岩波文庫、岩波書店、2014年)
凡例
訳者からのメッセージ
第一寛容書簡(ジョン・ロック)
〔原題は『寛容書簡』〕
読者へ/寛容書簡/後記
一六九〇年反論(ジョナス・プロウスト)
〔原題は『寛容書簡についての議論 簡略な考察と応答』〕
第二寛容書簡(ジョン・ロック)
〔原題は『第二寛容書簡』〕
一六九一年反論(ジョナス・プロウスト)
〔原題は『第三寛容書簡:寛容書簡についての議論 簡略な考察と応答の擁護』〕
第三寛容書簡(ジョン・ロック)
〔原題は『第三寛容書簡の著者〔プロウスト〕への第三寛容書簡』〕
第一章 無題
第二章 宗教事項における力の行使を為政者に委任することについて
第三章 誰があなたの策で罰せられるべきなのか
第四章 罰の程度
第五章 罰の継続期間
第六章 力が用いられるべき目的について
第七章 真の宗教へと人々を導くというあなたの見解について
第八章 力という方法で獲得される救済について
第九章 宗教事項における力の有用性について
第十章 宗教事項における力の必要性について
一七〇四年反論(ジョナス・プロウスト)
〔原題は『寛容三書簡の著者への第二書簡 後記付』〕/後記
第四寛容書簡[未完](ジョン・ロック)
〔手稿のため原題なし〕
書誌情報等/本文
解 説
索引(人名/事項)
訳者からのメッセージ
第一寛容書簡(ジョン・ロック)
〔原題は『寛容書簡』〕
読者へ/寛容書簡/後記
一六九〇年反論(ジョナス・プロウスト)
〔原題は『寛容書簡についての議論 簡略な考察と応答』〕
第二寛容書簡(ジョン・ロック)
〔原題は『第二寛容書簡』〕
一六九一年反論(ジョナス・プロウスト)
〔原題は『第三寛容書簡:寛容書簡についての議論 簡略な考察と応答の擁護』〕
第三寛容書簡(ジョン・ロック)
〔原題は『第三寛容書簡の著者〔プロウスト〕への第三寛容書簡』〕
第一章 無題
第二章 宗教事項における力の行使を為政者に委任することについて
第三章 誰があなたの策で罰せられるべきなのか
第四章 罰の程度
第五章 罰の継続期間
第六章 力が用いられるべき目的について
第七章 真の宗教へと人々を導くというあなたの見解について
第八章 力という方法で獲得される救済について
第九章 宗教事項における力の有用性について
第十章 宗教事項における力の必要性について
一七〇四年反論(ジョナス・プロウスト)
〔原題は『寛容三書簡の著者への第二書簡 後記付』〕/後記
第四寛容書簡[未完](ジョン・ロック)
〔手稿のため原題なし〕
書誌情報等/本文
解 説
索引(人名/事項)