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特異な啓蒙主義者で重農主義者でもあったガリアーニ(1728〜87)の主著『貨幣論』の全訳。イタリア語圏外の研究者にあまり読まれなかった本書は「金属」「貨幣の本質」「貨幣の価値」「貨幣の構造」の四部に分かれ、貨幣の存在意義に関するあらゆる問題を扱っている。経済学の黎明期にあって先駆的な古典経済学書がようやくその全貌を現す。
『経済学史研究』60巻2号、121-122頁、評者:奥田敬氏
黒須 純一郎(くろす じゅんいちろう)
明海大学名誉教授、中央大学経済研究所客員研究員。
1947年 東京に生まれる。
1979年 中央大学経済学研究科博士課程修了。経済学博士。
1995〜96年 ミラノ大学へ留学。
専攻は社会思想史、経済思想史。
主な業績
『社会思想史』(学文社、1984年)、『イタリア社会思想史』(御茶の水書房、1997年)、『フランチェスコ・フェッラーラの経済的自由主義』(一橋大学社会科学古典資料センター、Study Series No. 49, 2003年)、『日常 生活の漱石』(中央大学出版部、2008年)、『中流階級の経済学』(北樹出版、2009年)、『帝国海軍始末記——No More貧国強兵』(御茶の水書房、2012年)、『チェーザレ・ベッカリーア研究——『犯罪と刑罰』・『公共経済学』と啓蒙の実践』(御茶の水書房、2013年)。
明海大学名誉教授、中央大学経済研究所客員研究員。
1947年 東京に生まれる。
1979年 中央大学経済学研究科博士課程修了。経済学博士。
1995〜96年 ミラノ大学へ留学。
専攻は社会思想史、経済思想史。
主な業績
『社会思想史』(学文社、1984年)、『イタリア社会思想史』(御茶の水書房、1997年)、『フランチェスコ・フェッラーラの経済的自由主義』(一橋大学社会科学古典資料センター、Study Series No. 49, 2003年)、『日常 生活の漱石』(中央大学出版部、2008年)、『中流階級の経済学』(北樹出版、2009年)、『帝国海軍始末記——No More貧国強兵』(御茶の水書房、2012年)、『チェーザレ・ベッカリーア研究——『犯罪と刑罰』・『公共経済学』と啓蒙の実践』(御茶の水書房、2013年)。