Home > Book Detail Page
世俗社会に関連する同時代人への批判を読み解きながら、旧来のイメージでは摑みきれない「自由思想家」ロックの多面的思想の全貌を明らかにする。
『イギリス哲学研究』第40号(2017年)、76-77頁、評者:沼尾恵氏
武井 敬亮(たけい けいすけ)
1983年、山梨県生まれ
2006年、京都大学経済学部卒業
2014年、同大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学
2016年、京都大学博士(経済学)
現在、京都大学経済学研究科経済資料センタ一、ジュニアリサーチャ一、追手門学院大学経済学部非常勤講師
主な著作
「ジョン・ロックの統治理論の原型——『第一論文』の分析を通
じて」『経済論叢』第184巻第1号、2010年
「サミュエル・パーカーの教会統治論——ロックのパーカー批判を念頭に」『経済論叢』第187巻第2号、2013年
「ジョン・ロックの『世俗権力二論』再考——「第一論文」と「第二論文」の違いに着目して」『経済論叢』第187巻第4号、2013年
「ジョン・ロックのサミュエル・パーカー批判」『経済論叢』第
188巻第l号、2014年
1983年、山梨県生まれ
2006年、京都大学経済学部卒業
2014年、同大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学
2016年、京都大学博士(経済学)
現在、京都大学経済学研究科経済資料センタ一、ジュニアリサーチャ一、追手門学院大学経済学部非常勤講師
主な著作
「ジョン・ロックの統治理論の原型——『第一論文』の分析を通
じて」『経済論叢』第184巻第1号、2010年
「サミュエル・パーカーの教会統治論——ロックのパーカー批判を念頭に」『経済論叢』第187巻第2号、2013年
「ジョン・ロックの『世俗権力二論』再考——「第一論文」と「第二論文」の違いに着目して」『経済論叢』第187巻第4号、2013年
「ジョン・ロックのサミュエル・パーカー批判」『経済論叢』第
188巻第l号、2014年
序 章
I. はじめに
II. ロックの知的背景——学問と政治
III. ロックによる"Civil"の用語法——『統治二論』と『寛容書簡』
IV. 世俗社会としての"Civil Society"
第一章 エドワード・バグショー批判——『世俗権力二論』
I. はじめに
II. 「第一論文」の分析——為政者の絶対的権力の擁護
III. 「第二論文」の分析——良心の自由と服従の義務
IV. おわりに
第二章 カトリック教徒批判と「寛容」政策——『寛容論』
I. はじめに
II. カトリック教徒の多様性
III. カトリック教徒批判と『寛容論』
IV. 「寛容」政策と『スティリングフリート批判に関する論稿』
V. おわりに
第三章 アングリカンの教会・国家関係論——サミュエル・パーカーの場合
I. はじめに
II. 歴史的背景と政治的課題
III. 国家と教会の関係性
IV. サミユエル・パーカーの『教会統治論』
V. おわりに
第四章 サミュ工ル・パーカー批判——『覚書』
I. はじめに
II. 『覚書』の位置づけ
III. パーカー批判と反聖職者主義
IV. 家父長権論批判と『統治二論』
V. おわりに
第五章 エドワード・スティリングフリート批判ー『論稿』
I. はじめに
II. 『論稿』の位置づけ
III. ステイリングフリートの『聖書』解釈
IV. ステイリングフリート批判と反聖職者主義
V. おわりに
第六章 ロパート・フィルマー批判——『統治二論』「第一論文」
I. はじめに
II. 「第一論文」の位置づけ
III. フィルマー批判と服従の論理
IV. 統治理論の原型
V. おわりに
終章
I. はじめに
II. ロックの反聖職者主義と『統治二論』
III. 総括
あとがき
参考文献
索引
I. はじめに
II. ロックの知的背景——学問と政治
III. ロックによる"Civil"の用語法——『統治二論』と『寛容書簡』
IV. 世俗社会としての"Civil Society"
第一章 エドワード・バグショー批判——『世俗権力二論』
I. はじめに
II. 「第一論文」の分析——為政者の絶対的権力の擁護
III. 「第二論文」の分析——良心の自由と服従の義務
IV. おわりに
第二章 カトリック教徒批判と「寛容」政策——『寛容論』
I. はじめに
II. カトリック教徒の多様性
III. カトリック教徒批判と『寛容論』
IV. 「寛容」政策と『スティリングフリート批判に関する論稿』
V. おわりに
第三章 アングリカンの教会・国家関係論——サミュエル・パーカーの場合
I. はじめに
II. 歴史的背景と政治的課題
III. 国家と教会の関係性
IV. サミユエル・パーカーの『教会統治論』
V. おわりに
第四章 サミュ工ル・パーカー批判——『覚書』
I. はじめに
II. 『覚書』の位置づけ
III. パーカー批判と反聖職者主義
IV. 家父長権論批判と『統治二論』
V. おわりに
第五章 エドワード・スティリングフリート批判ー『論稿』
I. はじめに
II. 『論稿』の位置づけ
III. ステイリングフリートの『聖書』解釈
IV. ステイリングフリート批判と反聖職者主義
V. おわりに
第六章 ロパート・フィルマー批判——『統治二論』「第一論文」
I. はじめに
II. 「第一論文」の位置づけ
III. フィルマー批判と服従の論理
IV. 統治理論の原型
V. おわりに
終章
I. はじめに
II. ロックの反聖職者主義と『統治二論』
III. 総括
あとがき
参考文献
索引