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学術選書 006 諸文明の起源 12

古代アンデス 権力の考古学

関 雄二

四六並製・315頁

ISBN: 9784876988068

発行年月: 2006/01

  • 本体: 1,800円(税込 1,980円
  • 在庫あり
 
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内容

古代アンデス文明とは、スペインの征服によって滅亡するまでの南米・太平洋岸に展開された古代文化の総称である。インカ帝国で著名だが、この帝国は15〜16世紀に栄えたわずか100年にも満たぬ国家である。より重要なのは、古代アンデスにいかにして社会が形成されたかである。本書はインカをさかのぼること数千年、最初のアンデス国家モチェに焦点を当て、その形成過程を描く。

目次

口絵
目次
序章……古代アンデス文明に迫る新たなアプローチ
第1章……権力と権力資源
第2章……中央アンデス地帯の環境と古代文化の盛衰
第3章……祭祀活動の萌芽——形成期前期の社会
第4章……イデオロギーの盛衰——形成期中期の社会と権力
第5章……階層社会への道——形成期後期の社会と権力
第6章……権力の再編——形成期末期の社会
第7章……アンデス最初の国家モチェ
第8章……権力資源の操作と社会発展
あとがき
アンデス考古学への理解を深めるための文献目録
索引
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