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今西錦司フィールドノート

採集日記加茂川1935

今西錦司 著/石田英實 編

A4変上製・163頁

ISBN: 9784876986033

発行年月: 2002/12

  • 本体: 3,800円(税込 4,180円
  • 在庫なし
 
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内容

生誕100周年事業の行なわれた2001年、今西錦司の貴重な業績を裏づけるノートが発見された。のちに「棲み分け論」を論証する個体となったカゲロウの採集日記である。大学ノート4冊に、1935年3月から6月までの4カ月間、賀茂川上流を舞台としたフィールドワークを克明に記録している。この歴史的資料を、詳細な注と解説を付して復刻したのが本書である。

プロフィール

今西錦司(いまにし きんじ)

 1902-92年。
 1926年 京都帝国大学農学部卒
 1932年 同理学部大学院修了。
 京都大学教授、岡山大学教授、岐阜大学長を歴任。
 1979年 文化勲章受章。
 『今西錦司全集』(全10巻、講談社)がある。

目次

刊行の辞(石田英實)
刊行に寄せて 今西ノートの背景(吉良竜夫)
 凡例
採集日記加茂川
 第一冊 March
 第二冊 April
 第三冊 May
 第四冊 June〔洪水記〕

解説1 日本の水生昆虫学と今西カゲロウ学(谷田一三)
解説2 ノート発見の経緯、執筆時の今西さんのことなど(斎藤清明)
 関連カゲロウリスト
 関連水系図
 索 引
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