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急速に進む人口増加に地球はどこまで耐えられるか? 病害虫の防除や生物資源の保全,・汚染などをはじめとした、人類を取り巻く環境のにまつわる課題は,個体から生態系にいたる基礎的な問いと切り離しては解決できない.それを明らかにする現代生態学の理論と方法を残さず紹介しながら地球環境の保全にまで迫る,世界的成書の最新版.
[著者について]
Michael Begon(マイケル・ベゴン)
1975年にイギリスのリーズ大学で学位を取得.以後,リバプール大学で教鞭を執る.現在,同大学生物科学科の生態学教授.
初期には昆虫の集団遺伝学を研究し,その後,個体群生態学,昆虫と病原体の相互作用などのテーマを経て,現在は小型哺乳類と病原体の相互作用を中心に研究している.特に,自然保護区などで野生動物から人に感染する病気の動態に注目している.たとえば,カザフスタンでのガービルと線ペストの動態など.著書は,本書の他にPopulation Ecology(1981)など.趣味はテニスとフットボール.
John L. Harper(ジョン・ハーパー)
イギリスで1950年代から活躍を続けている植物生態学の碩学.1950年オックスフォード大学で学位を取得.その後,同大学農学部で教鞭を執り,主に雑草を対象に研究.1960年から1982年の引退まで,ノースウエールズ大学の植物学教授.
ダーウィニズムの視点から植物個体の生存や競争,それらの結果としての個体群の動態に着目して,植物の多様な生態現象を研究し,画期的かつ革新的な論文を多数発表した.現代の植物生態学が取り組む多くの課題はハーパーにより指摘されたとさえ言われている.彼のもとには世界中から多くの研究者が集まり,活発な研究グループを形成した.その影響はいまだに大きなものがある.1967年には英国生態学会会長に就任.1990年ダーウィン賞受賞.英国王立協会会員.著書にPopulation Biology of Plant(1977)など.趣味はガーデニング.パイプ煙草を愛好.
Colin R. Townsend(コリン・タウンゼンド)
イギリスのサセックス大学で学位取得.オックスフォード大学,イースト・アングリア大学で教鞭を執る.1989年にニュージーランドのオタゴ大学に移り,現在,同大学動物学教室・「生態・保全・生物多様性研究グループ」代表.ニュージーランド王立協会会員.
専門は水域,特に河川の生態学.個体から個体群,群集,生態系という階層間の機能の関連を重視してきた.また,河川生態系における攪乱,帰化動物,農業の影響にも注目してきた.最近は,保全活動家の妻といっしょに地域社会との連携にも力を注いでいる.たとえば,集水域資源管理についての地域社会と研究機関の協力関係の樹立,河川生態系保全についての先住民マオリ族の発言権拡大の支援など.Population Ecology(1981)の共著者でもある.趣味はゴルフと料理.地元のワインを愛好.
[訳者について]
■監訳者
堀 道雄(ほり みちお)
1977年京都大学大学院理学研究科博士課程修了.理学博士.専門は動物生態学.現在,京都大学大学院理学研究科教授.最近の研究テーマは,ハンミョウ類の生態,タンガニイカ湖の魚類群集の構造,および水生動物の左右性の動態.著書『タンガニイカ湖の魚たち―多様性の謎を探る』(編著,平凡社),『群集生態学の現在』(分担執筆,京都大学学術出版会),訳書『野外実験生態学入門』(N. G. ハーストン著,共訳,蒼樹書房)など.
■校閲責任(五十音順)
神崎 護(かんざき まもる)
1985年大阪市立大学大学院理学研究科博士課程修了.理学博士.専門は森林生態学.現 在,京都大学大学院農学研究科准教授.最近の研究テーマは,択伐施業下にある天然林の構造と動態,熱帯林の林冠部植物群集の多様性と動態 など.著書『地球圏・生命圏の潜在力―熱帯地域社会の生存基盤』(共編著,京都大 学学術出版会)など.
幸田 正典(こうだ まさのり)
1985年京都大学大学院理学研究科博士課程修了.理学博士.専門は動物生態学・行動生態学.現在,大阪市立大学大学院理学研究科教授.最近のテーマは,サンゴ礁魚類・タンガニイカ湖のカワスズメ科魚類の(1)多種共存機構と(2)社会構造と社会進化及び(3)社会認知能力.著書『タンガニイカ湖の魚たち―多様性の謎を探る』(分担執筆, 平凡社),『魚類の社会行動II』(分担執筆,海游舍),『魚類生態学の基礎』(分担執筆,恒星社厚生閣)など.
曽田 貞滋(そた ていじ)
1986年京都大学大学院農学研究科博士課程修了.農学博士.専門は生態学・進化学.現在,京都大学大学院理学研究科教授.研究テーマは,オサムシ類を中心とした昆虫の進化生態学・群集生態学.著書『オサムシの春夏秋冬―生活史の進化と種多様性』(京都大学学術出版会),『群集生態学の現在』(分担執筆,京都大学学術出版会),など.訳書『生態学―概念と理論の歴史』(R. P. マッキントッシュ著,共訳,思索社).
■訳者(五十音順)
秋山 知伸(あきやま とものぶ)
2002年京都大学大学院理学研究科博士後期課程単位取得退学.理学修士.専門は,ハクビシンおよび同所的に生息する在来肉食目,キツネ,タヌキの生息場所選択.
井上 栄壮(いのうえ えいそう)
2005年広島大学大学院生物圏科学研究科博士後期課程修了.農学博士,学術博士.専門は動物生態学,陸水生物学.現在,滋賀県琵琶湖環境科学研究センター研究員.琵琶湖とその流域における生態系保全に関連する研究に従事.著書『Lake Biwa: Interactions between Nature and People』(分担執筆,Springer)など.
今村 彰生(いまむら あきお)
2003年京都大学大学院人間・環境学研究科人間・環境学専攻博士課程修了.人間・環境学博士.菌類生態学,植物生態学.現在,大阪市立自然史博物館研究員.キノコのDNAバーコーディングや林床で菌類に寄生している無葉緑植物の繁殖生態の解明に取り組んでいる.
太田 和孝(おおた かずたか)
2007年大阪市立大学大学院理学研究科博士課程修了.理学博士.専門は行動生態学.現在,京都大学理学部教務補佐員.現在の研究テーマは,魚類の代替繁殖戦術の適応と進化,多様性創出機構の解明.
大西 信弘(おおにし のぶひろ)
1998年大阪市立大学大学院理学研究科単位取得退学.理学博士.専門は地域研究,動物生態学.現在,京都学園大学バイオ環境学部准教授.アジアの水田地帯で,農村・農地が維持してきた生物群集を活用した農村開発実践に取り組んでいる.
岡内(水野) 由香(おかうち(みずの) ゆか)
大阪市立大学大学院理学研究科博士後期課程修了.専門は植物生態学.現在の研究テーマは,種子・果実の栄養特性.
川㟢 稔子(かわさき としこ)
1993年大阪市立大学大学院理学研究科博士前期課程修了.理学修士.現在,初芝富田林中学校高等学校教諭.研究のテーマは植物の繁殖生態.特に開花から結実までの過程や性表現に注目している.対象種は,カラスザンショウ,フタバガキ科ショレア属ムテカ節など.
清水 則雄(しみず のりお)
2006年3月広島大学大学院生物圏科学研究科博士後期課程修了. 農学博士. 専門は魚類生態学. 現在,広島大学総合博物館助教. 陸に上がった魚ヨダレカケ(イソギンポ科)の生活史,瀬戸内海の浅海魚類相等を研究中.
角(本田) 恵理(すみ(ほんだ) えり)
2004年京都大学大学院理学研究科博士課程修了.博士(理学).専門は,進化生態学,音響生物学.研究テーマは,コオロギ類を中心に動物の音声信号の果たす役割と進化.著書『昆虫の発音によるコミュニケーション』(分担執筆,北隆館),『鳴く虫セレクション』(分担執筆,東海大学出版会),『バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑』(分担執筆,北海道大学出版会).
関 さと子(せき さとこ)
1998年大阪市立大学大学院理学研究科博士課程修了.理学博士.専門は魚類の行動生態学.現在,テンプスタッフ株式会社バイオ・メディカル事業部にて,理系大学院後のキャリア支援,博士・ポスドクの企業への就労支援に携わっている.
田中 健太(たなか けんた)
2002年京都大学大学院理学研究科博士課程修了.理学博士.専門は 植物生態学,集団生物学.現在,筑波大学生命環境系准教授,菅平高原実験センター勤務.変動環境の中で植物がどのように次世代を築き,適応進化しているかを,生態と遺伝子の両面から研究している.
平山 大輔(ひらやま だいすけ)
2005年大阪市立大学大学院理学研究科博士後期課程修了.理学博士.専門は植物生態学.現在,三重大学教育学部准教授.研究テーマは,シイ・カシ類(ブナ科)を中心とした樹木の生活史戦略.身近な自然を活用した小・中学校の理科授業など.
大和 俊貴(やまと としたか)
2000年大阪市立大学大学院理学研究科博士前期課程修了.理学修士.専門は植物生態学.主なテーマはヒサカキの個体群動態特性.
Michael Begon(マイケル・ベゴン)
1975年にイギリスのリーズ大学で学位を取得.以後,リバプール大学で教鞭を執る.現在,同大学生物科学科の生態学教授.
初期には昆虫の集団遺伝学を研究し,その後,個体群生態学,昆虫と病原体の相互作用などのテーマを経て,現在は小型哺乳類と病原体の相互作用を中心に研究している.特に,自然保護区などで野生動物から人に感染する病気の動態に注目している.たとえば,カザフスタンでのガービルと線ペストの動態など.著書は,本書の他にPopulation Ecology(1981)など.趣味はテニスとフットボール.
John L. Harper(ジョン・ハーパー)
イギリスで1950年代から活躍を続けている植物生態学の碩学.1950年オックスフォード大学で学位を取得.その後,同大学農学部で教鞭を執り,主に雑草を対象に研究.1960年から1982年の引退まで,ノースウエールズ大学の植物学教授.
ダーウィニズムの視点から植物個体の生存や競争,それらの結果としての個体群の動態に着目して,植物の多様な生態現象を研究し,画期的かつ革新的な論文を多数発表した.現代の植物生態学が取り組む多くの課題はハーパーにより指摘されたとさえ言われている.彼のもとには世界中から多くの研究者が集まり,活発な研究グループを形成した.その影響はいまだに大きなものがある.1967年には英国生態学会会長に就任.1990年ダーウィン賞受賞.英国王立協会会員.著書にPopulation Biology of Plant(1977)など.趣味はガーデニング.パイプ煙草を愛好.
Colin R. Townsend(コリン・タウンゼンド)
イギリスのサセックス大学で学位取得.オックスフォード大学,イースト・アングリア大学で教鞭を執る.1989年にニュージーランドのオタゴ大学に移り,現在,同大学動物学教室・「生態・保全・生物多様性研究グループ」代表.ニュージーランド王立協会会員.
専門は水域,特に河川の生態学.個体から個体群,群集,生態系という階層間の機能の関連を重視してきた.また,河川生態系における攪乱,帰化動物,農業の影響にも注目してきた.最近は,保全活動家の妻といっしょに地域社会との連携にも力を注いでいる.たとえば,集水域資源管理についての地域社会と研究機関の協力関係の樹立,河川生態系保全についての先住民マオリ族の発言権拡大の支援など.Population Ecology(1981)の共著者でもある.趣味はゴルフと料理.地元のワインを愛好.
[訳者について]
■監訳者
堀 道雄(ほり みちお)
1977年京都大学大学院理学研究科博士課程修了.理学博士.専門は動物生態学.現在,京都大学大学院理学研究科教授.最近の研究テーマは,ハンミョウ類の生態,タンガニイカ湖の魚類群集の構造,および水生動物の左右性の動態.著書『タンガニイカ湖の魚たち―多様性の謎を探る』(編著,平凡社),『群集生態学の現在』(分担執筆,京都大学学術出版会),訳書『野外実験生態学入門』(N. G. ハーストン著,共訳,蒼樹書房)など.
■校閲責任(五十音順)
神崎 護(かんざき まもる)
1985年大阪市立大学大学院理学研究科博士課程修了.理学博士.専門は森林生態学.現 在,京都大学大学院農学研究科准教授.最近の研究テーマは,択伐施業下にある天然林の構造と動態,熱帯林の林冠部植物群集の多様性と動態 など.著書『地球圏・生命圏の潜在力―熱帯地域社会の生存基盤』(共編著,京都大 学学術出版会)など.
幸田 正典(こうだ まさのり)
1985年京都大学大学院理学研究科博士課程修了.理学博士.専門は動物生態学・行動生態学.現在,大阪市立大学大学院理学研究科教授.最近のテーマは,サンゴ礁魚類・タンガニイカ湖のカワスズメ科魚類の(1)多種共存機構と(2)社会構造と社会進化及び(3)社会認知能力.著書『タンガニイカ湖の魚たち―多様性の謎を探る』(分担執筆, 平凡社),『魚類の社会行動II』(分担執筆,海游舍),『魚類生態学の基礎』(分担執筆,恒星社厚生閣)など.
曽田 貞滋(そた ていじ)
1986年京都大学大学院農学研究科博士課程修了.農学博士.専門は生態学・進化学.現在,京都大学大学院理学研究科教授.研究テーマは,オサムシ類を中心とした昆虫の進化生態学・群集生態学.著書『オサムシの春夏秋冬―生活史の進化と種多様性』(京都大学学術出版会),『群集生態学の現在』(分担執筆,京都大学学術出版会),など.訳書『生態学―概念と理論の歴史』(R. P. マッキントッシュ著,共訳,思索社).
■訳者(五十音順)
秋山 知伸(あきやま とものぶ)
2002年京都大学大学院理学研究科博士後期課程単位取得退学.理学修士.専門は,ハクビシンおよび同所的に生息する在来肉食目,キツネ,タヌキの生息場所選択.
井上 栄壮(いのうえ えいそう)
2005年広島大学大学院生物圏科学研究科博士後期課程修了.農学博士,学術博士.専門は動物生態学,陸水生物学.現在,滋賀県琵琶湖環境科学研究センター研究員.琵琶湖とその流域における生態系保全に関連する研究に従事.著書『Lake Biwa: Interactions between Nature and People』(分担執筆,Springer)など.
今村 彰生(いまむら あきお)
2003年京都大学大学院人間・環境学研究科人間・環境学専攻博士課程修了.人間・環境学博士.菌類生態学,植物生態学.現在,大阪市立自然史博物館研究員.キノコのDNAバーコーディングや林床で菌類に寄生している無葉緑植物の繁殖生態の解明に取り組んでいる.
太田 和孝(おおた かずたか)
2007年大阪市立大学大学院理学研究科博士課程修了.理学博士.専門は行動生態学.現在,京都大学理学部教務補佐員.現在の研究テーマは,魚類の代替繁殖戦術の適応と進化,多様性創出機構の解明.
大西 信弘(おおにし のぶひろ)
1998年大阪市立大学大学院理学研究科単位取得退学.理学博士.専門は地域研究,動物生態学.現在,京都学園大学バイオ環境学部准教授.アジアの水田地帯で,農村・農地が維持してきた生物群集を活用した農村開発実践に取り組んでいる.
岡内(水野) 由香(おかうち(みずの) ゆか)
大阪市立大学大学院理学研究科博士後期課程修了.専門は植物生態学.現在の研究テーマは,種子・果実の栄養特性.
川㟢 稔子(かわさき としこ)
1993年大阪市立大学大学院理学研究科博士前期課程修了.理学修士.現在,初芝富田林中学校高等学校教諭.研究のテーマは植物の繁殖生態.特に開花から結実までの過程や性表現に注目している.対象種は,カラスザンショウ,フタバガキ科ショレア属ムテカ節など.
清水 則雄(しみず のりお)
2006年3月広島大学大学院生物圏科学研究科博士後期課程修了. 農学博士. 専門は魚類生態学. 現在,広島大学総合博物館助教. 陸に上がった魚ヨダレカケ(イソギンポ科)の生活史,瀬戸内海の浅海魚類相等を研究中.
角(本田) 恵理(すみ(ほんだ) えり)
2004年京都大学大学院理学研究科博士課程修了.博士(理学).専門は,進化生態学,音響生物学.研究テーマは,コオロギ類を中心に動物の音声信号の果たす役割と進化.著書『昆虫の発音によるコミュニケーション』(分担執筆,北隆館),『鳴く虫セレクション』(分担執筆,東海大学出版会),『バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑』(分担執筆,北海道大学出版会).
関 さと子(せき さとこ)
1998年大阪市立大学大学院理学研究科博士課程修了.理学博士.専門は魚類の行動生態学.現在,テンプスタッフ株式会社バイオ・メディカル事業部にて,理系大学院後のキャリア支援,博士・ポスドクの企業への就労支援に携わっている.
田中 健太(たなか けんた)
2002年京都大学大学院理学研究科博士課程修了.理学博士.専門は 植物生態学,集団生物学.現在,筑波大学生命環境系准教授,菅平高原実験センター勤務.変動環境の中で植物がどのように次世代を築き,適応進化しているかを,生態と遺伝子の両面から研究している.
平山 大輔(ひらやま だいすけ)
2005年大阪市立大学大学院理学研究科博士後期課程修了.理学博士.専門は植物生態学.現在,三重大学教育学部准教授.研究テーマは,シイ・カシ類(ブナ科)を中心とした樹木の生活史戦略.身近な自然を活用した小・中学校の理科授業など.
大和 俊貴(やまと としたか)
2000年大阪市立大学大学院理学研究科博士前期課程修了.理学修士.専門は植物生態学.主なテーマはヒサカキの個体群動態特性.
本書のねらい
はじめに
第1部 生 物
第1章 環境の中の生物――その進化的背景
第2章 環境条件
第3章 資 源
第4章 生活,死,生活史
第5章 種内競争
第6章 分散・休眠とメタ個体群
第7章 個体および単一種の個体群レベルでの生態学の応用――復元,生物安全保障,保全
第2部 相互作用
第8章 種間競争
第9章 捕 食
第10章 捕食と個体群動態
第11章 分解者とデトリタス食者
第12章 寄生と病気
第13章 共生と相利
第14章 個体数――生物の存在量
第15章 個体群間相互作用に生態学を応用する――有害生物防除と収穫管理
第3部 群集と生態系
第16章 群集の本質―空間と時間
第17章 群集内のエネルギーの流れ
第18章 生物群集における物質の流れ
第19章 群集構造への種間相互作用の影響
第20章 食物網
第21章 種の豊富さのパターン
第22章 群集と生態系についての生態学の応用――遷移,食物網,生態系機能,生物多様性の理論に基づく管理
引用文献
訳者あとがき
生物名(学名)索引
生物名(和名)索引
事項索引
著者・訳者紹介
はじめに
第1部 生 物
第1章 環境の中の生物――その進化的背景
第2章 環境条件
第3章 資 源
第4章 生活,死,生活史
第5章 種内競争
第6章 分散・休眠とメタ個体群
第7章 個体および単一種の個体群レベルでの生態学の応用――復元,生物安全保障,保全
第2部 相互作用
第8章 種間競争
第9章 捕 食
第10章 捕食と個体群動態
第11章 分解者とデトリタス食者
第12章 寄生と病気
第13章 共生と相利
第14章 個体数――生物の存在量
第15章 個体群間相互作用に生態学を応用する――有害生物防除と収穫管理
第3部 群集と生態系
第16章 群集の本質―空間と時間
第17章 群集内のエネルギーの流れ
第18章 生物群集における物質の流れ
第19章 群集構造への種間相互作用の影響
第20章 食物網
第21章 種の豊富さのパターン
第22章 群集と生態系についての生態学の応用――遷移,食物網,生態系機能,生物多様性の理論に基づく管理
引用文献
訳者あとがき
生物名(学名)索引
生物名(和名)索引
事項索引
著者・訳者紹介