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西洋古典叢書 G062

弁論集 2(デモステネス)

デモステネス 木曽 明子 訳

四六変上製・514頁

ISBN: 9784876981847     第一刷 正誤表v.8(2024.7.4更新)PDF

発行年月: 2010/01

  • 本体: 4,500円(税込 4,950円) 月報81
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内容

前336年デモステネスに栄冠を授けよという提言がなされたが、論敵アイスキネスは真っ向から反対し、論陣をはった。これに対するデモステネスの弁明演説が、古代の生んだ最も完璧な弁論作品『冠について』である。この弁論によってアイスキネスは国外退去をよぎなくされ、デモステネスはギリシア最大の弁論家の評判を勝ち得た。他に公訴弁論『使節職務不履行について』を収録する。(全7冊)

プロフィール

訳者略歴
木曽 明子(きそ あきこ)
大阪大学名誉教授
1936年 満州生まれ
1967年 京都大学大学院文学研究科博士課程修了
大阪大学、北見工業大学教授を経て2002年退職

主な著訳書
The Lost Sophocles(Vantage Press)
What Happened to Deus ex Machina after Eiripides? (CTCWeb, ed. Showcase)
M・J・スメサースト『アイスキュロスと世阿彌のドラマトゥルギー』(大阪大学出版会)
デモステネス『弁論集3』(共訳、京都大学学術出版会)
デモステネス『弁論集4』(共訳、京都大学学術出版会)
ディオニュシオス他『修辞学論集』(共訳、京都大学学術出版会)

関連書・関連サイト

『西洋古典叢書』では論敵アイスキネスの弁論と対照してお読みいただけます。
アイスキネス『弁論集』

目次

第十八弁論 冠について(クテシポン擁護)
第十九弁論 使節職務不履行について

補  註
作品解説

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