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人間の自然本性(ピュシス)は宇宙全体の自然本性と連続的である、とゼノンは考えた。——ストア派の創始者たちの著作はすべて失われ、後代の著作家による引用の中でしかその実態を知ることはできない。ストア派のみならずギリシア哲学全般に関心を寄せる読者にとって必携の一書。第1分冊はゼノンとその弟子たちの断片を収録。本邦初訳。
中川 純男(なかがわ すみお)
慶應義塾大学文学部教授
1948年 広島県生まれ
1976年 京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学
1993年 大阪教育大学助教授を経て現職
主な著訳書
サン・ヴィクトルのゴドフロワ『哲学の泉』(中世原典集成9 所収、平凡社)
『西洋哲学史(古代・中世)』(共著、ミネルヴァ書房)
『存在と知』(創文社)
慶應義塾大学文学部教授
1948年 広島県生まれ
1976年 京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学
1993年 大阪教育大学助教授を経て現職
主な著訳書
サン・ヴィクトルのゴドフロワ『哲学の泉』(中世原典集成9 所収、平凡社)
『西洋哲学史(古代・中世)』(共著、ミネルヴァ書房)
『存在と知』(創文社)
I
第一部 ゼノン
第一章 ゼノンの生涯と著作
A 生 涯
B 著 作
第二章 ゼノンの思想
学の区分
A ことばの学
1 認識論
2 弁論術
B 自然学
1 根源
2 宇宙(コスモス)
3 天および天体
4 地上のもの
5 人間の魂
6 運命と摂理
C 倫理学
倫理学の区分
1 究極目的
2 善と悪
3 中立的なもの
4 生まれつき第一のもの
5 徳
6 パトス
7 知者
8 義務について
9 生の指導原理
10 クラテス、ホメロス、ヘシオドス
第三章 ゼノンの短評
第二部 ゼノンの弟子
第一章 キオスのアリストン
A 生涯と著作
B 思 想
第二章 アポロパネス
第三章 カルタゴのヘリロス
A 生涯と著作
B 思 想
第四章 ヘラクレイアのディオニュシオス
A 生涯と著作
B 思 想
第五章 キティオンのペルサイオス
A 生涯と著作
B 思 想
第六章 アッソスのクレアンテス
A 生 涯
B 著 作
C 思 想
学の区分
1 論理学と弁論術
2 自然と神
3 倫理学
D クレアンテスの短評
第七章 スパイロス
A 生涯と著作
B 思 想
第八章 初期のストア派のある人々
解 説
人名索引・事項索引
第一部 ゼノン
第一章 ゼノンの生涯と著作
A 生 涯
B 著 作
第二章 ゼノンの思想
学の区分
A ことばの学
1 認識論
2 弁論術
B 自然学
1 根源
2 宇宙(コスモス)
3 天および天体
4 地上のもの
5 人間の魂
6 運命と摂理
C 倫理学
倫理学の区分
1 究極目的
2 善と悪
3 中立的なもの
4 生まれつき第一のもの
5 徳
6 パトス
7 知者
8 義務について
9 生の指導原理
10 クラテス、ホメロス、ヘシオドス
第三章 ゼノンの短評
第二部 ゼノンの弟子
第一章 キオスのアリストン
A 生涯と著作
B 思 想
第二章 アポロパネス
第三章 カルタゴのヘリロス
A 生涯と著作
B 思 想
第四章 ヘラクレイアのディオニュシオス
A 生涯と著作
B 思 想
第五章 キティオンのペルサイオス
A 生涯と著作
B 思 想
第六章 アッソスのクレアンテス
A 生 涯
B 著 作
C 思 想
学の区分
1 論理学と弁論術
2 自然と神
3 倫理学
D クレアンテスの短評
第七章 スパイロス
A 生涯と著作
B 思 想
第八章 初期のストア派のある人々
解 説
人名索引・事項索引
月報22