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京都大学総合人間学部公開講座

異文化との出会い

国際化のなかの個人と社会

京都大学総合人間学部広報委員会 編

菊変並製・238頁

ISBN: 9784876980659

発行年月: 1998/09

  • 本体: 2,300円(税込 2,530円
  • 在庫なし
 
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内容

国際化、ボーダレスといわれる動きが主流となる現代において、異文化との出会いにおける相互理解の重要性は高まるばかりである。本書は、開かれた精神に基づく真の国際化・国際交流・文化の比較研究とは何かを考える。文学・思想史・政治学・経済学の専門家と海外で教育を行った経験者による京都大学総合人間学部公開講座第3回配本。

プロフィール

三好 郁朗  京都大学副学長・総合人間学部教授
宮本盛太郎  京都大学総合人間学部教授
村形 明子  京都大学総合人間学部教授
竹安 邦夫  京都大学総合人間学部教授
中西 輝正  京都大学総合人間学部教授
間宮 陽介  京都大学大学院人間・環境学研究科教授

目次

異文化との出会い ── 国際化のなかの個人と社会(第3回)

第一部 文化の縦糸と横糸
 1-1 近代詩の原風景としてのパリ ── ボードレールとマラルメ(三好 郁朗)
 1-2 夏目漱石とウィリアム・ジェイムズ(宮本盛太郎)
 1-3 ノーベル文学賞の二人 ── 大江健三郎とシェーマス・ヒーニー(村形 明子)

第二部 国際化のなかの個人
 2-1 教授職人論からみた「国際感覚」と「地域感覚」── 日米での体験をもとにして(竹安 邦夫)

第三部 国際化のなかの政治と経済
 3-1 冷戦後の国際秩序(中西 輝正)
 3-2 分岐する資本主義 ── その特殊性と普遍性(間宮 陽介)
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