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人口高齢化は本当に資本蓄積を停滞させるのか、高齢者雇用は経済成長を促進するか等について、「動学モデル」を用いた検討で通説を相対化する。また、従来殆どなされなかったが、経済成長論の観点から、年金の主要財源は税と保険料のどちらが望ましいか、企業の保険料負担はどのような水準が望ましいかといった社会保障の重要問題について論じる。
難波 安彦(なんば やすひこ)
岐阜聖徳学園大学経済情報学部教授 兵庫教育大学名誉教授
博士(経済学)[京都大学]
専門は経済成長論。主な著作に『ハロッド経済動学の研究』(多賀出版 2000年),「ハロッドの必要資本概念について」(『経済学史学会年報』第40巻 2001年),「高齢者の労働意欲が資本蓄積と生産水準に及ぼす影響について」(『生活経済学研究』第45巻 2017年),「年金の財政方式と資本蓄積・経済成長」(『經濟學雜誌』第120巻第1号 2019年)など。
岐阜聖徳学園大学経済情報学部教授 兵庫教育大学名誉教授
博士(経済学)[京都大学]
専門は経済成長論。主な著作に『ハロッド経済動学の研究』(多賀出版 2000年),「ハロッドの必要資本概念について」(『経済学史学会年報』第40巻 2001年),「高齢者の労働意欲が資本蓄積と生産水準に及ぼす影響について」(『生活経済学研究』第45巻 2017年),「年金の財政方式と資本蓄積・経済成長」(『經濟學雜誌』第120巻第1号 2019年)など。
まえがき
序 章
第1部 人口高齢化と資本蓄積・経済成長
第1章 人口高齢化と資本蓄積
第1節 はじめに
第2節 3期間世代重複モデルによる分析
第3節 寿命の不確実性を導入した世代重複モデルによる分析
第4節 結論
コラム1 経済モデルについて
第2章 高齢者雇用と資本蓄積・総生産
第1節 はじめに
第2節 高齢者の労働時間が外生的に決まる高齢者雇用モデル
第3節 高齢者の労働時間が内生的に決まる高齢者雇用モデル
第4節 結論
第2部 人口高齢化の下での社会保障
第3章 人口高齢化の下での年金制度と資本蓄積
第1節 はじめに
第2節 賦課方式年金制度のモデル
第3節 結論
第4章 賦課方式から積立方式への移行
第1節 はじめに
第2節 世界銀行の1994年レポートを巡って
第3節 中国の年金制度改革――賦課方式から部分的積立方式への移行を中心に
第4節 結論
コラム2 社会保障の思想
第3部 社会保障の経済動学
第5章 企業の年金保険料負担と資本蓄積
第1節 はじめに
第2節 モデル
第3節 結論
第6章 積立方式の年金制度と資本蓄積
第1節 はじめに
第2節 基本モデル
第3節 寿命の不確実性を導入したモデル
第4節 結論
第7章 年金の財政方式と資本蓄積・経済成長
第1節 はじめに
第2節 基本モデル
第3節 完全社会保険方式の場合のモデル
第4節 完全税方式の場合のモデル
第5節 完全社会保険方式と完全税方式
第6節 結論
終 章
引用文献
初出一覧
あとがき
索 引
序 章
第1部 人口高齢化と資本蓄積・経済成長
第1章 人口高齢化と資本蓄積
第1節 はじめに
第2節 3期間世代重複モデルによる分析
第3節 寿命の不確実性を導入した世代重複モデルによる分析
第4節 結論
コラム1 経済モデルについて
第2章 高齢者雇用と資本蓄積・総生産
第1節 はじめに
第2節 高齢者の労働時間が外生的に決まる高齢者雇用モデル
第3節 高齢者の労働時間が内生的に決まる高齢者雇用モデル
第4節 結論
第2部 人口高齢化の下での社会保障
第3章 人口高齢化の下での年金制度と資本蓄積
第1節 はじめに
第2節 賦課方式年金制度のモデル
第3節 結論
第4章 賦課方式から積立方式への移行
第1節 はじめに
第2節 世界銀行の1994年レポートを巡って
第3節 中国の年金制度改革――賦課方式から部分的積立方式への移行を中心に
第4節 結論
コラム2 社会保障の思想
第3部 社会保障の経済動学
第5章 企業の年金保険料負担と資本蓄積
第1節 はじめに
第2節 モデル
第3節 結論
第6章 積立方式の年金制度と資本蓄積
第1節 はじめに
第2節 基本モデル
第3節 寿命の不確実性を導入したモデル
第4節 結論
第7章 年金の財政方式と資本蓄積・経済成長
第1節 はじめに
第2節 基本モデル
第3節 完全社会保険方式の場合のモデル
第4節 完全税方式の場合のモデル
第5節 完全社会保険方式と完全税方式
第6節 結論
終 章
引用文献
初出一覧
あとがき
索 引