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変動帯の文化地質学

鈴木 寿志 編集代表/伊藤 孝・高橋 直樹・川村 教一・田口 公則 編集

A5上製・570頁

ISBN: 9784814005161

発行年月: 2024/02

  • 本体: 5,400円(税込 5,940円
  • 在庫あり
 
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内容

すべては,地質の上に成る——。地震や火山などの災害と隣り合わせで生きる日本人にとって,地質は自然環境の基盤としてのみならず精神文化の基盤としても相即不離な存在である。環状列石や城郭石垣の材料として,仏教や自然崇拝の信仰の対象として,文学の題材として,観光・教育のテーマとして,様々な形で日本人の精神文化を築いてきた石の文化を,地質学の視点で描き出す。

書評

『地学雑誌』2024 133巻3号,N49,評者:矢島道子氏

プロフィール

編集代表
鈴木寿志(すずき ひさし)
秋田県出身の父と鹿児島県出身の母との間に横浜市で生まれるが,幼少期は主に愛知県碧南市と安城市で過ごす。1991年 山口大学大学院理学研究科修士課程修了,1995年 京都大学大学院理学研究科後期博士課程修了,博士(理学)。地質調査グループGEOTEC 地質部,山形大学理学部地球環境学科助手,オーストリー国レオーベン大学研究助手,大阪学院大学非常勤講師を経て,2008年 大谷大学文学部専任講師。現在大谷大学社会学部コミュニティデザイン学科教授,文化地質研究会会長。翻訳書に『要説 地質年代』(京都大学学術出版会),『生命の歴史』(丸善出版)など。

編集委員
伊藤孝(いとう たかし)
宮城県生まれ。1987年 山形大学理学部地球科学科卒業,1989年 筑波大学大学院理工学研究科修士課程修了,1993年 筑波大学大学院地球科学研究科修了,博士(理学)。筑波大学研究協力課協力部準研究員,茨城大学教育学部助教授・准教授を経て,現在茨城大学教育学部教授。著書に『地球全史スーパー年表』(岩波書店),『海底マンガン鉱床の地球科学』(東京大学出版会)(いずれも共著)など。

高橋直樹(たかはし なおき)
山形県生まれ。1984年 山形大学大学院理学研究科修士課程修了,2009年 金沢大学大学院自然科学研究科博士課程(社会人枠)修了,博士(理学)。1984年より千葉県教育庁文化課博物館準備室を経て,1989年の開館と同時に千葉県立中央博物館に勤務。現在,同館上席研究員。著書に『石ころ博士入門』(全国農村教育協会)(共著)がある。

川村教一(かわむら のりひと)
兵庫県生まれ。2003年 大阪市立大学大学院理学研究科後期博士課程修了,博士(理学)。公立高等学校教諭,秋田大学教育文化学部准教授・教授を経て,現在兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科教授・兵庫県立コウノトリの郷公園ジオ研究部長,日本地学教育学会会長,文化地質研究会会員。

田口公則(たぐち きみのり)
東京都生まれ。1993年 鹿児島大学大学院理学研究科修士課程修了,1993年 青年海外協力隊地質学隊員(ヨルダン国)派遣。1997年より神奈川県立生命の星・地球博物館に勤務。著書に『かながわの自然図鑑①岩石・鉱物・地層』(有隣堂),『博物館の仕事』(岩田書院),『フィールドワークの達人』(東海大学出版会)(いずれも共著)など。

執筆者
先山徹(さきやま とおる)
岐阜県郡上市生まれ。1985年 広島大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)。第28次南極地域観測隊員(夏隊),兵庫県立大学自然環境科学研究所・大学院地域資源マネジメント研究科教員(兵庫県立人と自然の博物館研究員,山陰海岸ジオパーク学識専門員などを兼務)を歴任。現在はNPO法人地球年代学ネットワーク・地球史研究所ジオネットマネジャーとして地質資源の保護・活用・普及の活動に携わる。

大友幸子(おおとも ゆきこ)
宮城県出身。1981年 信州大学卒業,1985年 同大学院理学研究科地質学専攻修士課程修了,1991年 広島大学大学院理学研究科博士課程後期単位取得退学,博士(理学)。1996年 山形大学教育学部助教授,2005年 山形大学地域教育文化学部教授。2023年 山形大学を定年退職。山形大学名誉教授。現在山形大学客員研究員。

筬島聖二(おさじま せいじ)
長崎県西海村(現西海市)生まれ。1989年 北海道大学理学部地質学鉱物学科卒業,同年建設コンサルタント会社に入社し現在に至る。主に長野県,九州各県,沖縄県で地質調査業務にあたる。技術士(応用理学部門)。

乾睦子(いぬい むつこ)
東京都生まれ。2000年 東京大学大学院理学系研究科地質学専攻博士課程修了,博士(理学)。2001年より国士舘大学工学部に着任,改組を経て現在同理工学部基礎理学系教授。

赤司卓也(あかし たくや)
福岡県生まれ。2010年より千葉県立中央博物館友の会(現博物館サークル)「ヒスイの会」会員。房総半島産出石材を中心に関東地方で歴史的に用いられた凝灰岩質石材の調査に従事。

藤本幸雄(ふじもと ゆきお)
秋田県秋田市生まれ。1970年 秋田大学大学院鉱山学研究科修士課程修了,以降秋田県高校教員,2006年 退職,同年秋田大学大学院工学資源学研究科博士課程単位取得退学,博士(資源学)。秋田地学教育学会ジオパーク推進委員。

吉川宗明(よしかわ むねあき)
1983年 三重県四日市市生まれ。2005年 立命館大学文学部日本史学専攻考古学コース卒業。在野研究者。現在日本宗教民俗学会会員,文化地質研究会会員。

清水洋平(しみず ようへい)
京都府京都市出身。1999年 大谷大学大学院文学研究科修士課程修了,2003年 同大学院博士課程単位取得満期退学,博士(文学)。大谷大学文学部助教,大谷大学真宗総合研究所特別研究員を経て,現在大阪観光大学観光学部准教授。

後誠介(うしろ せいすけ)
和歌山県那智勝浦町生まれ。1975年 広島大学教育学部卒業。近畿大学附属新宮高等学校校長・同中学校校長を経て,現在和歌山大学災害科学・レジリエンス共創センター客員教授。1984年から熊野学研究委員会委員(当初は熊野記念館資料収集調査委員会委員),2013年から南紀熊野ジオパーク推進協議会学術専門委員会委員。

中井淳史(なかい あつし)
三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。1996年 京都大学大学院文学研究科修士課程修了,1999年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学,博士(文学)。日本学術振興会特別研究員,大手前大学史学研究所研究員を経て,現在兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科教授・兵庫県立コウノトリの郷公園統括研究部長。

張平星(ちょう へいせい)
中国南京市生まれ。2011年 中国東南大学建築学院環境デザイン学科卒業,2018年 京都大学大学院農学研究科後期博士課程修了,博士(農学)。京都府立大学共同研究員を経て,現在東京農業大学地域環境科学部造園科学科准教授。

蟹澤聰史(かにさわ さとし)
長野県伊那市生まれ。1964年 東北大学大学院理学研究科地学専攻博士課程修了,理学博士,東北大学教養部・理学部・大学院理学研究科教授,山形大学理学部教授などを歴任。現在東北大学名誉教授。

加藤碵一(かとう ひろかず)
神奈川県横浜市生まれ。1966年 東京教育大学理学部地学科地質学鉱物学専攻入学。1975年 同博士課程中退,博士(理学)。同年通商産業省工業技術院地質調査所入所。産業技術総合研究所地質調査総合センターに移行。同理事,フェローを経て2013年より同名誉リサーチャー。

西山昭仁(にしやま あきひと)
福井県生まれ。2007年 大谷大学大学院文学研究科博士後期課程修了,博士(文学)。東京大学地震研究所特任研究員,同地震研究所助教,同史料編纂所特任研究員,京都大学防災研究所特任助教を経て,現在奈良文化財研究所客員研究員。

廣川智貴(ひろかわ ともき)
京都府生まれ。1999年 京都大学大学院文学研究科修士課程修了,2002年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学,博士(文学)。現在大谷大学国際学部教授。

松原典孝(まつばらのりたか)
1980年 生まれ。茨城大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。現在兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科講師。

﨑山正人(さきやま まさと)
1961年 生まれ。兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科博士後期課程在学中。

佐野恭平(さのきょうへい)
1987年 生まれ。九州大学大学院理学府地球惑星科学専攻博士後期課程修了。理学博士。現在兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科講師。

石島恵美子(いしじま えみこ)
千葉県南房総市(旧南三原村)生まれ。2021年 東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科博士課程修了,博士(教育学)。千葉県高等学校家庭科教員を経て,現在茨城大学教育学部教授。

森野善広(もりの よしひろ)
京都府京丹後市弥栄町生まれ。1990年 高知大学大学院理学研究科修士課程修了。同年パシフィックコンサルタンツ株式会社入社後,現在に至る。技術士(応用理学部門,環境部門,建設部門)。

赤崎広志(あかざき ひろし)
京都府舞鶴市生まれ。1986年 熊本大学理学部地学科卒業。宮崎県公立学校教諭,宮崎県埋蔵文化財センター勤務を経て,現在宮崎県総合博物館副館長(地質担当学芸員)。宮崎地質研究会会長として地域地質の普及活動も実施している。

八木令子(やぎ れいこ)
東京都出身。1981年 お茶の水女子大学地理学科卒業,1983年 東北大学大学院理学研究科地学科地理学専攻修了,博士(理学)(2001 年)。千葉県立中央博物館上席研究員。

久田健一郎(ひさだ けんいちろう)
東京都杉並区生まれ。1977年 東京教育大学理学部地学科地質学鉱物学専攻卒業,1982年 筑波大学地球科学研究科博士課程修了,理学博士。大阪教育大学助手を経て,2011年 筑波大学教授。2020年 筑波大学を定年退職。現在文教大学,千葉工業大学,筑波大学非常勤講師。

石橋弘明(いしばし ひろあき)
東京都出身。2001年 高知大学理学部地学科卒業。2019年 兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科博士前期課程修了,修士(学術)。2015~2017年,2019~2021年度大谷大学真宗総合研究所研究協力員。

目次

序論 文化地質学の提唱と発展[鈴木 寿志]
 文化地質学の提唱
 日本の文化地質学の始動
 日本の文化地質学の発展
 文化地質学的先行研究
 改めて文化地質学とは
 おわりに

第I部 石材利用の歴史と文化

第1章 城の石垣・石材から見えること[先山 徹]
 はじめに
 城の石垣を見るときの基本
 地域特有の石材からなる山城の石垣
 山城の形態を変えた安土城
 名城が多い平山城
 天下普請による城の石垣──大坂城
 おわりに

第2章 山形城の石垣石はどこから集めたのか[大友 幸子]
 はじめに
 二ノ丸土塁の石垣石材
 岩種別の石垣石材の記載
 山形城周辺の地形・地質の特徴
 山形城の石垣の石材はどこから集めたのか
 おわりに

第3章 庶民の石,権力の石──神奈川県の石材から[田口 公則]
 はじめに
 神奈川の地質と石の利用
 堆積岩と火成岩,すなわち軟石と堅石
 各地の裏山に石切場を探す
 おわりに

第4章 シシ垣──人と野生動物を隔てる石の砦[筬島 聖二]
 はじめに
 シシ垣とは
 伝統的なシシ垣
 シシ垣の紹介
 おわりに

第5章 「石なし県」千葉における石材利用[高橋 直樹・赤司 卓也]
 はじめに
 千葉県の地質概要
 石造物に使用される石材
 建築物に使用される石材
 おわりに

第6章 近代建築物に利用された国産石材[乾 睦子]
 はじめに
 片端から調べた理由
 代表的な国産石材産地と建築
 日本の近代石材産業の歴史
 石材産地になる条件
 日本の石材産業の特徴
 おわりに──変動帯の地質の影響

第7章 なぜ「花崗岩」のことを「御影石」と呼ぶのか
    ──土石流がもたらした銘石[先山 徹]
 はじめに──花崗岩と御影石
 御影石についての記録
 花崗岩の流通
 なぜ「御影石」が多く流通したのか
 おわりに──土石流がもたらした銘石

第II部 信仰と地質学

第1章 縄文時代と環状列石──北東北の例[藤本 幸雄]
 はじめに
 研究方法
 遺跡周辺の地質・地形環境
 大湯環状列石
 伊勢堂岱遺跡
 まとめ

第2章 岩石信仰研究の視点[吉川 宗明]
 岩石信仰の概念
 自然石の信仰を研究する難しさと重要性
 観察方法
 岩石信仰の起源に関する論点
 岩石信仰の現在地と未来

第3章 仏教における結界石の持つ意味と役割
    ──日本とタイの事例から[清水 洋平]
 はじめに
 「結界」という言葉の意味
 受戒・布薩に関わる石,結界石
 日本の結界石
 タイの結界石
 まとめ

第4章 磨崖仏[鈴木 寿志]
 磨崖仏とは
 凝灰岩の磨崖仏
 花崗岩の磨崖仏
 おわりに

第5章 山岳霊場の地質学──香川県小豆島と大分県国東半島の岩窟
[川村 教一]
 はじめに
 香川県小豆島の山岳霊場
 大分県国東半島の山岳
 霊場
 おわりに

第6章 熊野の霊場を特徴づける地形・地質[後 誠介]
 はじめに
 紀伊山地の世界遺産の山岳霊場
 熊野の霊場と地質の関係
 火成岩体を母体とする霊場
 堆積岩層を母体とする霊場
 社殿のない聖地
 熊野の参詣道と地形・地質の関係
 川の参詣道と地形・地質の関係
 おわりに

第7章 中近世石造物の考古学
    ──兵庫県姫路市書寫山圓教寺の事例から[中井 淳史]
 はじめに
 中近世石造物研究の一事例
  ──兵庫県姫路市書寫山圓教寺境内の石造物
 圓教寺の石造物が語るもの
 おわりに

第8章 京都の白川石の石仏[張 平星]
 京都の道沿いの祈りの場
 調査のきっかけ
 調査方法
 石仏の石材と京都盆地の地質
 石仏の安置場所と街路の構造
 京都の道沿いの石仏の将来

第III部 文学と地質・災害

第1章 地質文学[鈴木 寿志・田口 公則]
 地質文学とは
 夏目漱石の文学論
 桑原武夫の文学価値論
 地質素材を用いた文学作品
 サイエンス・フィクション
 山岳文学
 災害文学
 おわりに

第2章 『おくのほそ道』に描かれた芭蕉の自然観[蟹澤 聰史]
 はじめに
 土木技術者としての芭蕉
 芭蕉の宇宙観
 『おくのほそ道』にみる地質学
 芭蕉の描いた河川
 おわりに

第3章 「地」で読み解く宮沢賢治[加藤 碵一]
 はじめに
 鉱物学・岩石学用語の詩語化
 地理学/地形学用語及び外国語地名の詩語化
 地質学用語の詩語化
 おわりに

第4章 日記史料にみる中近世の日本における地震の捉え方[西山 昭仁]
 はじめに
 地震の捉え方
 日記史料にみる地震
 地震の捉え方の特徴と変遷
 おわりに

第5章 醜い山から崇高な山へ
    ──B・H・ブロッケスの詩「山々」をめぐって[廣川 智貴]
 はじめに
 自然神学における山の解釈
 スイス派の崇高理論
 B・H・ブロッケスの詩「山々」
 おわりに

第IV部 地域の地形・地質を楽しむ

第1章 地域資源をブランド化する
    ──ジオパークと日本遺産[先山 徹]
 はじめに──地質資源
 地域ブランドをつくった地形・地質的背景──但馬牛と千屋牛の例
 地質資源をブランド化する
 地質資源を活かした観光──ジオツーリズム
 ジオツーリズムを展開する場所
 おわりに

第2章 文化地質学の視点を取り入れたジオツーリズム
    [川村 教一・松原 典孝・﨑山 正人・佐野 恭平]
 ジオツーリズムとは
 旧石器文化を体験するジオツアー
  ──北海道白滝ジオパークを例として
 中世─近代の都市と地形の関係を探るジオツアー
  ──京都府福知山市の城下町を例として
 潟湖の砂州に住む人々の暮らしを知るジオツアー
  ──京都府京丹後市の小天橋を例として
 おわりに
  ──文化地質をテーマとしたジオツアーの地域社会にとっての意義

第3章 地学散策路──ジオトレイル[鈴木 寿志]
 ジオトレイルとは
 オーストリー国のジオトレイル
 岡山県立児童会館公園 ジオトレイル
 おわりに

第4章 地域の成り立ちを見る──ジオストーリー[森野 善広・赤崎 広志]
 ジオストーリーとは
 海岸段丘地形と特産岩海苔──京丹後市丹後町袖志地区
 ケスタ地形がもたらすもの──宮崎県日南地方
 おわりに

第5章 食と地学──常陸・茨城の食の背景を考える[伊藤 孝・石島 恵美子]
 はじめに
 常陸・茨城の自然環境
 茨城の食文化
 まとめ

第6章 地域資源の再発見──博物館の新しい役割[田口 公則]
 はじめに
 地域で活動する博物館
 地域に埋もれた文化地質を再発見──戸川砥石を例にして
 地域資源の再発見と普及──地域資源は地域で育てる

第7章 地域を見る目を育てる──地域博物館の使命[高橋 直樹・八木 令子]
 地学リテラシーの必要性──災害に備える・人生を豊かにする
 博物館における地球科学の普及活動
 おわりに

COLUMN 日常の中の文化地質学[鈴木 寿志]
 1 ブラタモリと文化地質学
 2 日本海にゴジラ現わる!?

第V部 地学教育の新展開

第1章 地学教育における文化地質学の役割[久田 健一郎]
 文化地質学と地学教育
 学習指導要領及びその解説理科編,教科書の分析
 「地学」と「総合的な理科」における文化地質学的要素の表出
 文化地質学と地学教育
 おわりに

第2章 学校の岩石園を探検しよう[大友 幸子・石橋 弘明]
 はじめに──学校の岩石園に注目したきっかけ
 学校の岩石園──山形市内および東京都江戸川区の学校の例
 岩石園を各学校で作った時代があった
 今学校に残る岩石園を探検してみよう

総論 変動帯の文化地質学[鈴木 寿志]
 多様な日本の地質文化
 地質多様性からみる日本文化
 これからの文化地質学

索引
執筆者略歴
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