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西洋古典叢書 L043

医学について

ケルスス/石渡 隆司・小林 晶子 訳

四六変上製・698頁

ISBN: 9784814004270

発行年月: 2025/03

  • 本体: 5,400円(税込 5,940円
  • 在庫あり
 
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内容

紀元前後に活動したローマ人による百科全書的な大著『学術誌』の一部をなす医学書。早い段階で忘れられたが、ルネッサンス期に再発見・出版された後は、時代を越える実践的ハンドブックとして大いに好評を博した。おそらく著者は医師ではなく、先人の業績に多くを負うが、ギリシアの医学用語を、相当する語彙のないラテン語で翻訳・解説するという功労により、「医学分野のキケロ」と称された。

プロフィール

石渡隆司(いしわた りゅうじ)
岩手医科大学名誉教授
1932年 神奈川県生まれ
1964年 東北大学大学院博士課程修了(哲学)
日本大学工学部講師、助教授、岩手医科大学助教授、教授を経て2000年退職
主な著訳書
E・ノイマン『深層心理学と新しい倫理──悪を超える試み』(人文書院)
B・サイモン『ギリシア文明と狂気』(共訳、人文書院)
『新しい医療観を求めて』(共編訳、時空出版)
S・スピッカー『医学哲学への招待』(共訳、時空出版)
『医学哲学はなぜ必要なのか』(時空出版)
『新訂ヒポクラテス全集』(共訳、エンタプライズ)
W・エッカルト『医学の歴史』(監訳、東信堂)

小林晶子(こばやし しょうこ)
元岩手医科大学教養部助手、非常勤講師
1959年 岩手県生まれ
1981年 岩手大学人文社会科学科卒業(西洋史専攻)
主な著訳書
『医・歯学生のためのラテン語・12章』(共著、芸林書房)
『新訂ヒポクラテス全集』(共訳、エンタプライズ)
『プリニウス博物誌』植物篇、植物薬剤篇(共訳、八坂書房)

目次

内容目次

序 巻
第一巻
第二巻
第三巻
第四巻
第五巻
第六巻
第七巻
第八巻

解 説
固有名詞索引
薬物・薬剤索引
度量衡
第2巻ヒッポクラテス参照箇所一覧
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