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西洋古典叢書 G125

植物誌 3

テオプラストス/小川 洋子 訳

四六変上製・828頁

ISBN: 9784814004263

発行年月: 2025/05

  • 本体: 5,800円(税込 6,380円) 月報168
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内容

アリストテレスの学園リュケイオンにて師の跡を継いだ著者による講義録とされる本書、全9巻のうち本分冊では栽培される野菜や食用になる野草、種子を食用にする作物、および植物の液汁や薬用植物の効力などが扱われる。質・量ともに充実した訳註や解説に加え、訳者自身による挿絵もふんだんに掲載。最終巻は一種の「薬物誌」の体をなし、後世に盛んとなる本草学への影響も注目される。(全3巻)

プロフィール

小川洋子(おがわ ようこ)
1943年 鹿児島県生まれ
1974年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学

主な訳書
テオプラストス『植物誌1』(京都大学学術出版会)
テオプラストス『植物誌2』(京都大学学術出版会)
フィンレイ編著『西洋古代の奴隷制』(共訳、東京大学出版会)
クラウト編著『ロンドン歴史地図』(共訳、東京書籍)
ストライスグス『ギリシア』(国土社)

目次

口絵
内容目次
第七巻
第八巻
第九巻

補註
関連地図
解説
 テオプラストスの生涯と『植物誌』
 第三分冊梗概
 『植物誌』の伝承と構成について
 農業をめぐる諸問題
 香料植物および薬用植物をめぐる諸問題
 『植物誌』に見られる植物の研究─その背景と後世に伝えたもの
 おわりに
『植物誌3』参考文献
あとがき
植物名索引・固有名詞索引

月報168
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