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西洋古典叢書 G117

遊女たちの対話

全集 8

ルキアノス/内田 次信・西井 奨 訳

四六変上製・265頁

ISBN: 9784814003495

発行年月: 2021/12

  • 本体: 3,300円(税込 3,630円) 月報153
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内容

後2世紀のシリアに生まれ、ギリシア語で創作した諷刺作家ルキアノスの全集第3弾。本分冊では対話形式の散文作品群を中心に、神々が人間のレベルにまで引き降ろされ、世に知られる神話伝承を当事者らが雑談風に語り合う『神々の対話』や、執筆当時の卑俗な日常をリアルに描出してみせる『遊女たちの対話』など、7篇を収録。(全8冊)

プロフィール

内田次信(うちだ つぐのぶ)
大阪大学名誉教授
京都大学博士(文学)
1952年 愛知県生まれ
1979年 京都大学大学院文学研究科博士課程修了
2017年 大阪大学教授を経て退職
主な著書
『ヘラクレスは繰り返し現われる─夢と不安のギリシア神話』(大阪大学出版会)

西井 奨(にしい しょう)
大阪大学講師
1982年 京都府生まれ
2011年 京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学
2014年 京都大学博士(文学)取得
2018年 日本学術振興会特別研究員、大阪大学特任講師を経て現職
主な著書
『神の文化史事典』(共著、白水社)
『オウィディウス『名高き女たちの手紙』におけるギリシア神話の諸相』(京都大学博士学位論文)

目次

海の神々の対話(第七十八篇) [西井 奨 訳]
神々の対話(第七十九篇) [内田次信 訳]
遊女たちの対話(第八十篇) [内田次信 訳]
愛国者または弟子(第八十二篇) [内田次信 訳]
カリデモスまたは美について(第八十三篇) [内田次信 訳]
ネロ(第八十四篇) [内田次信 訳]
エピグラム(第八十五篇) [内田次信 訳]
  解  説
  固有名詞索引

月報153
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