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再生可能エネルギーと固定価格買取制度(FIT)

グリーン経済への架け橋

ミゲル・メンドーサ、デイビッド・ヤコブス、ベンジャミン・ソヴァクール 著/安田 陽 監訳

A5並製, 326 pages

ISBN: 9784814002405     正誤表PDF

pub. date: 11/19

  • Price : JPY 2,700 (with tax: JPY 2,970)
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内容

再生可能エネルギーによる電力の固定価格買取制度=FITが、エネルギー産業のプレーヤーを変える。英国で刊行以来、再エネの議論には必読とされてきた本書は、FITの経済効果と環境への恩恵を実証してみせた。FITが市場を歪めるという誤解を解き、環境か経済かではない、両者を選択するエネルギーの未来。日本に今こそ必要な待望の邦訳!

書評

『環境会議』2020年春号

プロフィール

著者
Miguel Mendonça(ミゲル・メンドーサ)
独立研究者。作家。
David Jacobs(デイビッド・ヤコブス)
IET (International Energy Transition) 取締役。
Benjamin K. Sovacool(ベンジャミン・ソヴァクール)
英国サセックス大学ビジネススクール・エネルギー科学政策研究ユニット(SPRU)教授,および同大学エネルギーグループ部長

監訳者
安田 陽(やすだ・よう)
京都大学大学院経済学研究科再生可能エネルギー経済学講座特任教授。専門分野は風力発電の耐雷設計および系統連系問題。現在,日本風力エネルギー学会理事,各種国際委員会エキスパートメンバー。

日本語翻訳
山下紀明(認定NPO法人 環境エネルギー政策研究所 主任研究員)
序文,第1章,第4章
古屋将太(認定NPO法人 環境エネルギー政策研究所 研究員)
第2章,第3章
西山裕也(GR Japan株式会社 マネージャー(公共政策))
第5章,第6章
西村健佑(Umwerlin代表者 翻訳家・ジャーナリスト)
第7章,第8章
奥山美保(特許業務法人 三枝国際特許事務所 弁理士)
第9章,第10章
安田 陽(京都大学大学院経済学研究科 特任教授)
原著者序文,監訳・校正
翻訳協力
島村悠太郎(認定NPO法人 環境エネルギー政策研究所 インターン)
序章
横江きらら(認定NPO法人 環境エネルギー政策研究所 インターン)
第1章,第4章

目次

日本語版への序文
翻訳者序文
推薦の言葉/謝辞

序 章
第1章 グリーン経済
 1.1 グリーンな仕事を定義する
 1.2 政策の推進要因
 1.3 阻害するのは誰か?
 1.4 なぜ市民と地域社会は参加しなければならないのか
第2章 基本的なFIT設計
 2.1 適切な発電方式
 2.2 適切な発電所
 2.3 賦課金の計算方法
 2.4 発電方式別の賦課金
 2.5 規模別の賦課金
 2.6 賦課金支払いの期間
 2.7 財政の仕組み
 2.8 購入義務
 2.9 電力システムへの優先接続
 2.10 系統接続のコスト分配方法
 2.11 効果的な行政手続き
 2.12 目標値の設定
 2.13 経過報告書
 2.14 基本的なFIT制度のチェックリスト
第3章 高度なFIT設計
 3.1 プレミアムFIT(FIP)
 3.2 従来型エネルギー市場への参入に対するインセンティブ
 3.3 需要に応じた賦課金の分化
 3.4 発電方式の組み合わせに対する賦課金支払い
 3.5 出力予測義務
 3.6 系統サービスに対する特別な賦課金支払い
 3.7 立地に応じた設計
 3.8 総発電電力量もしくは限定された発電電力量に対する賦課金
 3.9 賦課金低減
 3.10 柔軟な賦課金低減
 3.11 増加する賦課金
 3.12 インフレ指標と結びついた賦課金
 3.13 革新的な特性に対する追加的な賦課金支払い
 3.14 エネルギー集約型産業に対する免除
第4章 不適切なFIT設計
 4.1 低すぎる買取価格水準
 4.2 不必要に高い買取価格の水準
 4.3 均一の買取価格
 4.4 上限買取価格と下限買取価格
 4.5 購入義務の免除
 4.6 不適切な財政的手法
 4.7 不適切な買取価格の計算方法
 4.8 設備容量の上限設定
 4.9 法的位置付け
第5章 経済新興国のFIT設計
 5.1 発展途上国のための導入上限
 5.2 申請手続き
 5.3 FIT基金
 5.4 最終電力消費者間のコスト配分
 5.5 FITとクリーン開発メカニズムの複合
 5.6 小規模電力網(ミニグリッド)におけるFIT
 5.7 まとめ
第6章 各国のFIT制度の発展
 6.1 欧州
 6.2 北米
 6.3 オーストラリア
 6.4 アフリカ
 6.5 アジア
第7章 技術的神話の解体
 7.1 従来型電源に信頼性はあるか?
 7.2 水力,地熱,太陽熱,バイオマスの信頼性
 7.3 電力システムに連系された風力と太陽光の信頼度
 7.4 ハイブリッドシステム
 7.5 バックアップのための電力貯蔵技術
 7.6 系統連系と送電の限界コスト
 7.7 まとめ
第8章 再生可能エネルギー導入の障壁
 8.1 金融と市場の障壁
 8.2 政治と規制の障壁
 8.3 文化と行動の障壁
 8.4 景観と環境の課題
 8.5 まとめ
第9章 他の支援計画
 9.1 RPSとクォータ制
 9.2 取引可能な証書及び発電源証明
 9.3 自発的なグリーン電力制度
 9.4 ネットメータリング
 9.5 研究開発への投資
 9.6 システム便益課金
 9.7 税控除
 9.8 入札
 9.9 FITの優位性
 9.10 結論
第10章 FITの普及啓発活動
 10.1 我々は何に対抗しているのか?
 10.2 どのようにこの障壁を乗り越えるか?
 10.3 最後に

索引
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