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改訂増補 森里海連環学
森から海までの統合的管理を目指して
A5並製・386頁
ISBN: 9784876985814
発行年月: 2011/09
- 本体: 2,800円(税込 3,080円)
-
在庫なし
関連書:
『森と海をむすぶ川:沿岸域再生のために』
森を扱うのは森林学,海を扱うのは海洋学,河を扱うのは河学…。細分化された枠組が,環境のトータルな理解を妨げている。実際には,森と海は里を 媒介に繋がっている。事実,森を整備すると数年にして下流の海での漁獲が上がる。しかし時として,海からのインパクトは凄まじい。震災後の現実に 立ち,森から海までの統合的管理をめざす。
[監 修]
山下 洋(やました よう)
京都大学フィールド科学教育研究センター教授
1954年生まれ.
1983年 東京大学大学院農学系研究科博士課程修了,農学博士.東京大学海洋研究所助手,水産庁東北区水産研究所主任研究官を経て,2002年,京都大学大学院農学研究科助教授.2003年より現職.
専門は沿岸資源生態学だが,近年は沿岸海域の生態系に対する陸域の影響に注目して研究を進めている.
主な著書に,Survival Strategies in Early Life Stages of Marine Resources (共著・編集,A. A. Balkema, Rotterdam, 1996).水産海洋学会宇田賞(2002年),日本水産学会水産学進歩賞(2006年)を受賞.
[執 筆]
浅野 耕太(あさの こうた)
京都大学大学院人間・環境学研究科教授
専門は環境経済学.生態系の保全と利用のあり方を経済学の立場から明らかにする研究を進めている.
主な著書に,『環境経済学講義』(共著・有斐閣,2008).
有路 昌彦(ありじ まさひこ)
近畿大学農学部准教授
専門は生物資源経済学(主として水産物・畜産物の経済分析)で,農林水産物の持続可能な需給の方法を研究し,コンサルティングを実施している.これらをもとに森里海のつながりを重視した持続可能な地域づくりに取り組んでいる.
主な著書に,『無添加はかえって危ない』(日経BPコンサルティング,2011),『思いやりはお金に換算できる!?』(講談社,2008),『水産経済の定量分析』(成山堂書店,2006)など.
磯崎 博司(いそざき ひろじ)
上智大学大学院地球環境学研究科教授
専門は国際法および環境法.近年は,生物多様性の保全と利用,遺伝資源の利用規制と利益配分,生物資源関連の知的財産権制度について研究している.
主な著書に,『知っておきたい環境条約ガイド』(中央法規出版,2006),『国際環境法』(信山社,2000年).
萱場 祐一(かやば ゆういち)
(独)土木研究所自然共生研究センター長
専門は,河道地形学に関する研究,河川の物質代謝と河道地形,洪水攪乱との関係.
著書に,『環境緑化の辞典』(朝倉書店,2005),『環境保全学の理論と実践 III』(共著・信山社サイテック,2003).
柴田 昌三(しばた しょうぞう)
京都大学フィールド科学教育研究センター教授
専門は里山資源保全学.林学,造園学,緑化工学などをベースに里山資源の有効な活用とそのために必要な知見を得るための研究を行っている.特に竹類に注目した研究が多い.
主な著書に,『竹・笹のある庭』(創森社,2006),『ネコとタケ』(共著・岩波書店,2001),『ランドスケープデザインと環境保全』(共著,角川書店,1999).
白山 義久(しらやま よしひさ)
独立行政法人海洋研究開発機構理事,京都大学名誉教授
専門は海洋生物学.特に小型底生生物(メイオベントス)の分類学・生態学などの自然史.近年は,NaGISAという沿岸生物の多様性を地域間で比較する研究プログラムを推進している.
主な著書に,Sampling Biodiversity in Coastal Communities(共編著・京都大学学術出版会,2007),『無脊椎動物の多様性と系統』(編集・裳華房,2000).
竹内 典之(たけうち みちゆき)
京都大学フィールド科学教育研究センター教授
専門は森林資源管理学で,近年管理圧の低下から劣化の著しい人工林の保全,とくに密度管理に関する研究を進めている.
主な著書に,『木造都市の設計技術』(共著・コロナ社,2003).
田中 克(たなか まさる)
財団法人国際高等研究所チーフリサーチフェロー,京都大学名誉教授
専門は魚類生理生態学ならびに森里海連環学.特に最近では有明海筑後川河口域の特異な生態系の大陸沿岸遺存性の解明を進め,その特異な生態系が上流の九重山系と深く結びついている機構と有明海再生への道を調べている.3.11以降は、気仙沼舞根湾において,巨大地震と津波が沿岸生態系に及ぼした影響に関する調査研究を進めている.
主な著書に,『水産の21世紀』(共著・京都大学学術出版会、2010),『稚魚 生残と変態の生理生態学』(共著・京都大学学術出版会,2009),『森里海連環学への道』(旬報社、2008),『スズキの生物多様性』(共著・恒星社厚生閣,2002),『魚類学』下(共著・恒星社厚生閣,1998).
徳地 直子(とくち なおこ)
京都大学フィールド科学教育研究センター准教授
専門は森林生態系生態学.近年は森林生態系とその他の生態系との境界や連続性や人間活動の森林生態系に対する影響に注目して研究を進めている.
主な著書に,『地球環境と生態系』(共著・共立出版,2006).
中島 皇(なかしま ただし)
京都大学フィールド科学教育研究センター講師
専門は砂防学を基とする森林保全学.芦生研究林での調査から,人間の利用が自然(環境)に与える影響や自然(環境)が人間に与える影響についての長期的な研究を進めている.
主な著書に,『森林フィールドサイエンス』(共著・朝倉書店,2006).
中野 孝教(なかの たかのり)
総合地球環境学研究所推進戦略センター教授
専門は同位体環境学.資源と環境の関係を物質循環の視点から研究している.
主な著書に,『資源環境地質学:地球史と環境汚染を読む』(共著・資源地質学会,2003).
西村 和雄(にしむら かずお)
京都大学フィールド科学教育研究センター講師
専門は植物栄養学・植物地球化学.学外では有機農業に関わる土壌肥料関係・作物栽培や病理にいたる全般をカバーし,農家の相談相手になっている.
主な著書に,『おいしく育てる菜園づくりコツの科学』(七つ森書館,2005),『新ぐうたら農法のすすめ』(富士通経営研修所,2003),『ぐうたら農法のすすめ』(富士通経営研修所,2001),『スローで楽しい有機農業コツの科学』(七つ森書館,2004).
畠山 重篤(はたけやま しげあつ)
「牡蠣の森を慕う会」代表,京都大学フィールド科学教育センター社会連携教授
牡蠣養殖業を営む.豊かな海を取り戻すために,漁民による広葉樹の植林活動「森は海の恋人」運動を続ける.また子どもたちを養殖場に招き,環境教育のための体験学習を行っている.94年朝日森林文化賞,2000年第6回環境水俣賞,2004年第52回日本エッセイスト・クラブ賞などを受賞.
主な著書に,『鉄は魔法つかい』(小学館,2011)『牡蠣礼讃』(文藝春秋,2006),『日本〈汽水〉紀行』(文藝春秋,2003),『漁師さんの森づくり』(講談社,2000),『リアスの海辺から』(文藝春秋,1995),『森は海の恋人』(北斗出版,1994).
藤原 建紀(ふじわら たてき)
京都大学大学院農学研究科教授
専門は沿岸海洋学.物質循環科学をもとに内湾海域(瀬戸内海・大阪湾・伊勢湾・東京湾など)を豊かで健康に保つための基盤科学の発展を図っている.特に,人間活動によって起きる貧酸素化,栄養塩変動,生態系変動の解明とモデル化,制御が専門.
主な著書に,『川と海』(共著・築地書館,2007).
松田 治(まつだ おさむ)
広島大学名誉教授・瀬戸内海研究会議会長
専門は水圏環境学,水域物質循環論などだが,近年は閉鎖性海域の環境修復・自然再生プロジェクトを進めている.
主な著書に「水産業における水圏環境保全と修復機能」(共編著・恒星社厚生閣,2002)など.
向井 宏(むかい ひろし)
京都大学フィールド科学教育研究センター特任教授
専門は海洋生物生態学だが,近年は陸上生態系と沿岸生態系の相互作用について研究を進めている.海草藻場の生物群集の研究が中心.
主な著書に,『海洋ベントスの生態学』(共著・東海大学出版会,2003),『サンゴ礁—生物がつくった〈生物の楽園〉』(シリーズ[共生の生態学]5,共著・平凡社,1995).
吉岡 崇仁(よしおか たかひと)
京都大学フィールド科学教育研究センター教授
専門は生物地球化学で,主に湖沼における炭素と窒素の物質循環を研究してきたが,最近では,集水域と河川・湖沼との関係に関心をもつようになった.さらに地球研に異動してからは,人々の環境意識と環境の質との関係を明らかにする方法論の構築を目的とした研究プロジェクトを実施している.
主な著書,『環境意識調査法』(編著・勁草書房,2009),Lake Kizaki(共著・Backhyus Publisher,2001),『生物地球化学』(共編著・日本地球化学会監修,培風館,2006),『地球環境と生態系—陸域生態系の科学』(共著・共立出版,2006).
山下 洋(やました よう)
京都大学フィールド科学教育研究センター教授
1954年生まれ.
1983年 東京大学大学院農学系研究科博士課程修了,農学博士.東京大学海洋研究所助手,水産庁東北区水産研究所主任研究官を経て,2002年,京都大学大学院農学研究科助教授.2003年より現職.
専門は沿岸資源生態学だが,近年は沿岸海域の生態系に対する陸域の影響に注目して研究を進めている.
主な著書に,Survival Strategies in Early Life Stages of Marine Resources (共著・編集,A. A. Balkema, Rotterdam, 1996).水産海洋学会宇田賞(2002年),日本水産学会水産学進歩賞(2006年)を受賞.
[執 筆]
浅野 耕太(あさの こうた)
京都大学大学院人間・環境学研究科教授
専門は環境経済学.生態系の保全と利用のあり方を経済学の立場から明らかにする研究を進めている.
主な著書に,『環境経済学講義』(共著・有斐閣,2008).
有路 昌彦(ありじ まさひこ)
近畿大学農学部准教授
専門は生物資源経済学(主として水産物・畜産物の経済分析)で,農林水産物の持続可能な需給の方法を研究し,コンサルティングを実施している.これらをもとに森里海のつながりを重視した持続可能な地域づくりに取り組んでいる.
主な著書に,『無添加はかえって危ない』(日経BPコンサルティング,2011),『思いやりはお金に換算できる!?』(講談社,2008),『水産経済の定量分析』(成山堂書店,2006)など.
磯崎 博司(いそざき ひろじ)
上智大学大学院地球環境学研究科教授
専門は国際法および環境法.近年は,生物多様性の保全と利用,遺伝資源の利用規制と利益配分,生物資源関連の知的財産権制度について研究している.
主な著書に,『知っておきたい環境条約ガイド』(中央法規出版,2006),『国際環境法』(信山社,2000年).
萱場 祐一(かやば ゆういち)
(独)土木研究所自然共生研究センター長
専門は,河道地形学に関する研究,河川の物質代謝と河道地形,洪水攪乱との関係.
著書に,『環境緑化の辞典』(朝倉書店,2005),『環境保全学の理論と実践 III』(共著・信山社サイテック,2003).
柴田 昌三(しばた しょうぞう)
京都大学フィールド科学教育研究センター教授
専門は里山資源保全学.林学,造園学,緑化工学などをベースに里山資源の有効な活用とそのために必要な知見を得るための研究を行っている.特に竹類に注目した研究が多い.
主な著書に,『竹・笹のある庭』(創森社,2006),『ネコとタケ』(共著・岩波書店,2001),『ランドスケープデザインと環境保全』(共著,角川書店,1999).
白山 義久(しらやま よしひさ)
独立行政法人海洋研究開発機構理事,京都大学名誉教授
専門は海洋生物学.特に小型底生生物(メイオベントス)の分類学・生態学などの自然史.近年は,NaGISAという沿岸生物の多様性を地域間で比較する研究プログラムを推進している.
主な著書に,Sampling Biodiversity in Coastal Communities(共編著・京都大学学術出版会,2007),『無脊椎動物の多様性と系統』(編集・裳華房,2000).
竹内 典之(たけうち みちゆき)
京都大学フィールド科学教育研究センター教授
専門は森林資源管理学で,近年管理圧の低下から劣化の著しい人工林の保全,とくに密度管理に関する研究を進めている.
主な著書に,『木造都市の設計技術』(共著・コロナ社,2003).
田中 克(たなか まさる)
財団法人国際高等研究所チーフリサーチフェロー,京都大学名誉教授
専門は魚類生理生態学ならびに森里海連環学.特に最近では有明海筑後川河口域の特異な生態系の大陸沿岸遺存性の解明を進め,その特異な生態系が上流の九重山系と深く結びついている機構と有明海再生への道を調べている.3.11以降は、気仙沼舞根湾において,巨大地震と津波が沿岸生態系に及ぼした影響に関する調査研究を進めている.
主な著書に,『水産の21世紀』(共著・京都大学学術出版会、2010),『稚魚 生残と変態の生理生態学』(共著・京都大学学術出版会,2009),『森里海連環学への道』(旬報社、2008),『スズキの生物多様性』(共著・恒星社厚生閣,2002),『魚類学』下(共著・恒星社厚生閣,1998).
徳地 直子(とくち なおこ)
京都大学フィールド科学教育研究センター准教授
専門は森林生態系生態学.近年は森林生態系とその他の生態系との境界や連続性や人間活動の森林生態系に対する影響に注目して研究を進めている.
主な著書に,『地球環境と生態系』(共著・共立出版,2006).
中島 皇(なかしま ただし)
京都大学フィールド科学教育研究センター講師
専門は砂防学を基とする森林保全学.芦生研究林での調査から,人間の利用が自然(環境)に与える影響や自然(環境)が人間に与える影響についての長期的な研究を進めている.
主な著書に,『森林フィールドサイエンス』(共著・朝倉書店,2006).
中野 孝教(なかの たかのり)
総合地球環境学研究所推進戦略センター教授
専門は同位体環境学.資源と環境の関係を物質循環の視点から研究している.
主な著書に,『資源環境地質学:地球史と環境汚染を読む』(共著・資源地質学会,2003).
西村 和雄(にしむら かずお)
京都大学フィールド科学教育研究センター講師
専門は植物栄養学・植物地球化学.学外では有機農業に関わる土壌肥料関係・作物栽培や病理にいたる全般をカバーし,農家の相談相手になっている.
主な著書に,『おいしく育てる菜園づくりコツの科学』(七つ森書館,2005),『新ぐうたら農法のすすめ』(富士通経営研修所,2003),『ぐうたら農法のすすめ』(富士通経営研修所,2001),『スローで楽しい有機農業コツの科学』(七つ森書館,2004).
畠山 重篤(はたけやま しげあつ)
「牡蠣の森を慕う会」代表,京都大学フィールド科学教育センター社会連携教授
牡蠣養殖業を営む.豊かな海を取り戻すために,漁民による広葉樹の植林活動「森は海の恋人」運動を続ける.また子どもたちを養殖場に招き,環境教育のための体験学習を行っている.94年朝日森林文化賞,2000年第6回環境水俣賞,2004年第52回日本エッセイスト・クラブ賞などを受賞.
主な著書に,『鉄は魔法つかい』(小学館,2011)『牡蠣礼讃』(文藝春秋,2006),『日本〈汽水〉紀行』(文藝春秋,2003),『漁師さんの森づくり』(講談社,2000),『リアスの海辺から』(文藝春秋,1995),『森は海の恋人』(北斗出版,1994).
藤原 建紀(ふじわら たてき)
京都大学大学院農学研究科教授
専門は沿岸海洋学.物質循環科学をもとに内湾海域(瀬戸内海・大阪湾・伊勢湾・東京湾など)を豊かで健康に保つための基盤科学の発展を図っている.特に,人間活動によって起きる貧酸素化,栄養塩変動,生態系変動の解明とモデル化,制御が専門.
主な著書に,『川と海』(共著・築地書館,2007).
松田 治(まつだ おさむ)
広島大学名誉教授・瀬戸内海研究会議会長
専門は水圏環境学,水域物質循環論などだが,近年は閉鎖性海域の環境修復・自然再生プロジェクトを進めている.
主な著書に「水産業における水圏環境保全と修復機能」(共編著・恒星社厚生閣,2002)など.
向井 宏(むかい ひろし)
京都大学フィールド科学教育研究センター特任教授
専門は海洋生物生態学だが,近年は陸上生態系と沿岸生態系の相互作用について研究を進めている.海草藻場の生物群集の研究が中心.
主な著書に,『海洋ベントスの生態学』(共著・東海大学出版会,2003),『サンゴ礁—生物がつくった〈生物の楽園〉』(シリーズ[共生の生態学]5,共著・平凡社,1995).
吉岡 崇仁(よしおか たかひと)
京都大学フィールド科学教育研究センター教授
専門は生物地球化学で,主に湖沼における炭素と窒素の物質循環を研究してきたが,最近では,集水域と河川・湖沼との関係に関心をもつようになった.さらに地球研に異動してからは,人々の環境意識と環境の質との関係を明らかにする方法論の構築を目的とした研究プロジェクトを実施している.
主な著書,『環境意識調査法』(編著・勁草書房,2009),Lake Kizaki(共著・Backhyus Publisher,2001),『生物地球化学』(共編著・日本地球化学会監修,培風館,2006),『地球環境と生態系—陸域生態系の科学』(共著・共立出版,2006).
総合的視点を通した研究と人材育成への挑戦−−刊行の協力にあたって [笹川陽平]
はじめに [山下 洋]
口 絵
1部 森・里・海の循環学
第1章 連環する環,連環しない環 [柴田昌三・竹内典之]
第2章 森をめぐる物質循環 [徳地直子]
第3章 海を守る森 [向井 宏]
Brief Note1 ミネラル循環を屋久島に見る [中野孝教]
第4章 河川の構造と生態系 [萱場祐一]
Brief Note2 土砂と循環 [中島 皇]
第5章 モニタリングと沿岸環境の保全 [白山義久]
第6章 「森から海まで」の統合的管理をめざして [松田 治]
Brief Note3 河口域の物質循環 [藤原建紀]
2部 森・里・海とヒトの相互作用
第7章 森と水,人と自然 [吉岡崇仁]
第8章 森は海の恋人 [畠山重篤]
Brief Note4 農地と流域環境 [西村和雄]
3部 森・里・海の法と経済
第9章 森から海までの統合的管理と法制度 [磯崎博司]
第10章 森から海までの環境経済学 [有路昌彦]
Brief Note5 連環はなぜ断たれるのか [浅野耕太]
終章 「森・里・海」の発想とは何か [田中 克]
付録 用語解説
資料:沿岸域圏総合管理計画策定のための指針
索 引
はじめに [山下 洋]
口 絵
1部 森・里・海の循環学
第1章 連環する環,連環しない環 [柴田昌三・竹内典之]
第2章 森をめぐる物質循環 [徳地直子]
第3章 海を守る森 [向井 宏]
Brief Note1 ミネラル循環を屋久島に見る [中野孝教]
第4章 河川の構造と生態系 [萱場祐一]
Brief Note2 土砂と循環 [中島 皇]
第5章 モニタリングと沿岸環境の保全 [白山義久]
第6章 「森から海まで」の統合的管理をめざして [松田 治]
Brief Note3 河口域の物質循環 [藤原建紀]
2部 森・里・海とヒトの相互作用
第7章 森と水,人と自然 [吉岡崇仁]
第8章 森は海の恋人 [畠山重篤]
Brief Note4 農地と流域環境 [西村和雄]
3部 森・里・海の法と経済
第9章 森から海までの統合的管理と法制度 [磯崎博司]
第10章 森から海までの環境経済学 [有路昌彦]
Brief Note5 連環はなぜ断たれるのか [浅野耕太]
終章 「森・里・海」の発想とは何か [田中 克]
付録 用語解説
資料:沿岸域圏総合管理計画策定のための指針
索 引