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西洋古典叢書 G079

モラリア 10

プルタルコス 伊藤 照夫 訳

四六変上製・214頁

ISBN: 9784876982868

発行年月: 2013/06

  • 本体: 2,800円(税込 3,080円) 月報101
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内容

「歴史の父」ヘロドトスの歴史眼に向けられた、あまりに過激で執拗な批判が、著者の穏健なイメージに似つかわしくないことから、真偽論争まで引き起こした『ヘロドトスの悪意について』のほか、アッティカ弁論家10人に関する貴重な伝記資料『十大弁論家列伝』、露骨なまでの新喜劇贔屓がプルタルコスの時代性を炙り出す『アリストパネスとメナンドロスの比較論概要』など4篇を収録する。

プロフィール

伊藤 照夫(いとう てるお)

京都産業大学名誉教授
1942年 長野県生まれ
1974年 京都大学大学院文学研究科博士課程修了
京都産業大学助教授、教授を経て2012年退職

主な著訳書
『ギリシア悲劇全集2』(共訳、岩波書店)
『ギリシア悲劇全集12』(共訳、岩波書店)
アラトス他『ギリシア教訓叙事詩集』(京都大学学術出版会)
プルタルコス『モラリア9』(京都大学学術出版会)

目次

借金をしてはならぬことについて
十大弁論家列伝
アリストパネスとメナンドロスの比較論概要
ヘロドトスの悪意について
解 説

月報101
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