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17-18世紀ヨーロッパの教養人たちの標準的なテクストであった本書は、自然法学を学ぶ入門書として当時の大ベストセラーであった.ロックが推奨し,ルソーが影響を受けたと言われており,スコットランド啓蒙思想でも批判的に受容された.アダム・スミスの法学講義を理解する上での必読書でもある.思想史の闇に埋もれていた自然法学の名著を,ラテン語原文からの翻訳でお届けする.(本邦初訳)
訳者紹介
前田 俊文(まえだ としふみ)
久留米大学法学部教授 博士(法学)
1963年 愛媛県生まれ
1992年 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得
三重短期大学専任講師、久留米大学法学部専任講師、同助教授を経て2004年より現職
主な著訳書
『プーフェンドルフの政治思想』(成文堂)、『啓蒙と社会』(共著、京都大学学術出版会)、アダム・スミス『法学講義1762〜1763』(共訳、名古屋大学出版会)、イシュトファン・ホント『貿易の嫉妬』(共訳、昭和堂)、ハンス・ケルゼン『社会学的国家概念と法学的国家概念』(共訳、晃洋書房)、その他
前田 俊文(まえだ としふみ)
久留米大学法学部教授 博士(法学)
1963年 愛媛県生まれ
1992年 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得
三重短期大学専任講師、久留米大学法学部専任講師、同助教授を経て2004年より現職
主な著訳書
『プーフェンドルフの政治思想』(成文堂)、『啓蒙と社会』(共著、京都大学学術出版会)、アダム・スミス『法学講義1762〜1763』(共訳、名古屋大学出版会)、イシュトファン・ホント『貿易の嫉妬』(共訳、昭和堂)、ハンス・ケルゼン『社会学的国家概念と法学的国家概念』(共訳、晃洋書房)、その他
凡 例
献 辞
善意ある読者への挨拶[プーフェンドルフによる序文]
第一巻
第一章 人間の行為について
第二章 人間の行為の規範について、あるいは法一般について
第三章 自然法について
第四章 神に対する人間の義務、あるいは自然宗教について
第五章 自己自身に対する人間の義務について
第六章 他者に対する各人の義務について、第一に、他者を侵害しないという義務について
第七章 人間の自然的平等性を承認することについて
第八章 慈悲の通常の諸義務について
第九章 合意する者の義務一般について
第一〇章 言語を使用する者の義務について
第一一章 宣誓する者の義務について
第一二章 物の所有権の獲得に関する義務について
第一三章 物の所有権それ自体から生じる諸義務について
第一四章 価値について
第一五章 物の価格を前提にした契約について、およびそこから派生する諸義務について
第一六章 合意から生じる債務を消滅させる方法について
第一七章 解釈について
第二巻
第一章 人間の自然状態について
第二章 婚姻に関する諸義務について
第三章 両親と子供の諸義務について
第四章 主人と奴隷の諸義務について
第五章 国家の設立を促す原因について
第六章 諸国家の内部構造について
第七章 主権のさまざまな役割について
第八章 国家の諸形態について
第九章 国家権力の性質について
第一〇章 支配権を獲得する方法について、とくに君主政について
第一一章 主権者たちの義務について
第一二章 国家法に関する諸問題について
第一三章 生殺与奪の権利について
第一四章 評判について
第一五章 国内にある財産に対する主権の権限について
第一六章 戦争と平和について
第一七章 同盟条約について
第一八章 市民の諸義務について
解 説
訳者あとがき
索 引
献 辞
善意ある読者への挨拶[プーフェンドルフによる序文]
第一巻
第一章 人間の行為について
第二章 人間の行為の規範について、あるいは法一般について
第三章 自然法について
第四章 神に対する人間の義務、あるいは自然宗教について
第五章 自己自身に対する人間の義務について
第六章 他者に対する各人の義務について、第一に、他者を侵害しないという義務について
第七章 人間の自然的平等性を承認することについて
第八章 慈悲の通常の諸義務について
第九章 合意する者の義務一般について
第一〇章 言語を使用する者の義務について
第一一章 宣誓する者の義務について
第一二章 物の所有権の獲得に関する義務について
第一三章 物の所有権それ自体から生じる諸義務について
第一四章 価値について
第一五章 物の価格を前提にした契約について、およびそこから派生する諸義務について
第一六章 合意から生じる債務を消滅させる方法について
第一七章 解釈について
第二巻
第一章 人間の自然状態について
第二章 婚姻に関する諸義務について
第三章 両親と子供の諸義務について
第四章 主人と奴隷の諸義務について
第五章 国家の設立を促す原因について
第六章 諸国家の内部構造について
第七章 主権のさまざまな役割について
第八章 国家の諸形態について
第九章 国家権力の性質について
第一〇章 支配権を獲得する方法について、とくに君主政について
第一一章 主権者たちの義務について
第一二章 国家法に関する諸問題について
第一三章 生殺与奪の権利について
第一四章 評判について
第一五章 国内にある財産に対する主権の権限について
第一六章 戦争と平和について
第一七章 同盟条約について
第一八章 市民の諸義務について
解 説
訳者あとがき
索 引